トルコ南部のオスマニエ、牛が草を食んで休む牧草地にて。親族の若者にバイクに乗せてもらう。遠くの街の灯りが綺麗だ。

この数年温めてきた、ちょっとしたマル秘取材プロジェクトに、まもなく出発します。インターネットが繋がりにくく、情報発信が危険な地域のため、しばらくfacebookの更新をお休みします。

長男が生まれ、一歳になった2017年以降、子連れパニック取材を続けてきましたが、ここ数年で初めての単独取材です。何年もかけてこの機会が整ったこと、さまざまなめぐり合わせに感謝しております。

誰もが閲覧できるこちらの取材報告ページでは、詳細は取材後のご報告とさせていただき、私の「HP有料会員コンテンツ」にて、現場からの取材メモや経過を、可能な限りご紹介する予定です。

よろしければ是非ご登録いただき、体験の共有と活動の応援をいただけますと嬉しいです。

シリア国境の街レイハンルで泊まらせていただいた親族アブ・アフマッドの家にて、昼食の光景。シリア人の家庭では、16〜17時頃、一日のうち最も手の込んだ食事、「ガダー」(昼食)をとる。大家族が多いため、このように床に座り、皆で食事を囲んで食べるのが一般的だ。
この日の「ガダー」(昼食)は、シリア中部パルミラ地方の伝統料理「ブルマ」。鶏肉と雑穀を長い時間煮込み、塩で味をつけたものに、油で揚げたナッツをのせる。つまり鶏肉入りお粥。優しい味わいで食べやすい。パルミラに伝わる、昔ながらの伝統料理と聞いた。
パルミラでは大工だったアブ・アフマッド。毎年レイハンルでの取材で、家に泊めていただいている。とにかく迫力があって声が大きい。威厳のあるアラブのお父さんだ。この日食べた「ブルマ」は、パルミラにいた頃、大鍋でいっぱい作り、貧しい人々にたくさん分け与えた、思い出の料理。かつては700頭のヤギや、広い果樹園などを所有し、とても豊かだったが、2011年以降、「クッロ ラーハ(全て失った)」。

インターネットが不安定で、zoomホストの私がドロップアウトしてしまった先日の「取材中間報告」も、いまコツコツと収録中。まもなく完成しますので、もう少々お待ちください。

いつも皆様に応援をいただき、心より感謝しております。どうもありがとうございます。

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夜景を撮っていると、長男が私の服を引っ張る。バランスを崩して子連れパニック写真に。しかし芸術的・・・!
トイレに行った後、パンツが履けないとごねる次男。

(2022年9月5日)