シリア取材後、放心状態になっています。本日9月28日18時半より、ラジオ出演いたします。

本日9月28日放送のNHKラジオ「Nラジ」に、取材先のトルコより生出演いたします。

https://www4.nhk.or.jp/nradi/

私が出演するのは15分ほどですが、現在滞在しているシリア国境の街レイハンルより、シリア難民の置かれた状況についてお話いたします。

シリア取材を終えトルコに戻ってから、やるべき取材をなんとか継続していますが、放心状態が続いています。

テレビやインターネットでは目にしていたものの、自分の目で見たシリアの状況が、ショックそのものだったからです。

シリア政府機関による厳重な情報統制や、激しい空爆によって廃墟と化したパルミラの街。特に、シリア政府に軍事協力を行うロシア軍による空爆の被害は凄まじいものでした。

一般市民を標的にした重大な戦争犯罪が、シリア政府とその協力者であるロシア軍によって行われ、今も続いています。

私は今、トルコ側のシリア国境の街、レイハンルにおります。
トルコ時間の昨日、9月27日11:30頃、レイハンルの街に地鳴りのような衝撃音が響きました。国境をまたいだシリア側、レイハンルにほど近い「カファル・ロースィーン難民キャンプ」にて、ロシア軍による爆撃があったのです。

爆弾が落ちたのは難民キャンプ内の子供たちの学校で、多数の死傷者が確認されています。難民キャンプには軍事組織もありません。ロシア空軍は、ここにいるのが一般人であることを知りながら空爆を行ったのです。

こうした一般人の居住区を故意に狙うロシア空軍による爆撃が、シリア北西部イドリブ県では今も頻発しています。

写真は、ホムスからパルミラに向かう道中に撮影した看板です。シリアとロシア、二人の国家元首が、軍事上、深い協力関係であることを物語っています。

現在、ロシア軍のウクライナでの蛮行がメディアでも連日取り上げられていますが、それは2015年以降、シリアで民間人に対してずっと行われてきたことです。そして今もなお、こうした無差別爆撃の脅威に晒されている多くのシリアの民間人がいることを、もっと多くの人に知っていただき、関心を持っていただきたいと心から思います。

そんなわけで長い話となりましたが、本日、ラジオ出演をさせていただきます。ぜひご視聴ください。また、放送後一週間は聞き逃し配信もされるようなので、改めてご案内させていただきます。

放心状態のまま、あと一週間ほどで帰国です。

シリア取材より、無事に帰ってきました

今月初めより、取材のためにシリアに入っていましたが、無事に戻ってまいりました。

2011年以降内戦状態となったシリアでは、現在も北西部で戦闘が続くほか、北部をトルコ軍やクルド人勢力が占領し、国内情勢はまだまだ不安定です。物価は内戦前の10〜15倍に跳ね上がり、国内の多くの地域では電気や水道の供給が一日の半分ほど。インフラの不安定ななかを、多くが困窮しながら生活しています。

今回、リスクを考えて二人の幼い子供たちをトルコ南部の親族のもとに残し、単独でシリアに入りました。

取材の最大の目的は、夫のルーツであるシリア中部のパルミラにて、難民となった人々のかつての家を撮影することでした。

パルミラは、シリア砂漠のオアシスの街として、古代から交易の要衝として栄えてきました。最近では街の郊外に残る世界遺産パルミラ遺跡が知られ、多くの観光客も集めていましたが、2015年〜2016年の過激派組織ISによる占領と、その後のシリア空軍の空爆により市街地の8割が破壊され、ほとんどの住民が街を去りました。

7月半ばから行なっているトルコでの取材では、こうしたパルミラ出身のシリア難民に故郷の記憶を語ってもらい、写真を撮りました。

その後私もパルミラに向かい、人々の記憶を取材することで、彼らの現在とルーツとをひとつの線で繋ぎ、難民とはどういう存在であるか、記憶という側面から浮き上がらせらたいと思っています。

周囲を砂漠に囲まれたパルミラは、軍事の要衝として、現在、政府軍、ロシア軍、イラン軍が駐屯しています。特にパルミラの市街地のほとんどが破壊されたことから、パルミラ遺跡以外の市街地への立ち入りは基本的に許可されず、パルミラでの取材は、常に政治部門の警察が同行するという大変に困難なものでした。

撮影は決して満足のいくものではありませんでしたが、昨年他界した夫の父ガーセムの家を目にすることができ、パルミラを体全身で感じてきました。そして何よりも、シビアな体験ではありましたが、一観光客として観光地を訪れたのではない、シリアの実情を経験をすることができました。

多くの皆様にご心配をいただき、気にかけてくださり、どうもありがとうございました。
ここに元気に帰ってきたことをご報告させていただきます。
現在は、トルコ南部のオスマニエにて、子供たちと過ごしています。

取材の間、脳裏から離れなかったのは、子供たちの存在でした。

「あのフニャフニャした、柔らかい小さな手を、早く握りたい」。そう毎夜思い続けたシリアでの日々。やはりほんとうの幸せは、遠くにではなく、ごく近くにこそあるのだと実感しました。

シリア取材の詳細は、追ってまたご紹介したいと思います。

また、シリア取材の詳細なレポートは、私の「HP有料会員コンテンツ」(月額1000円)にて見ていただくことができます。

https://yukakomatsu.jp/category/paid-photo-essay/

シリアでは、一言では語れないさまざまなシビアな経験をし、シリアの実情を知っていただける内容となっています。是非購読ください。

トルコより、取材中間報告をいたします!9月1日開催です。

突然の、しかも直前の開催連絡で大変申し訳ないのですが、取材のオンライン中間報告会をやらせていただきます。

「取材中間報告! シリア難民の今・新たな取材プロジェクト 9月1日開催」 by YUKA KOMATSU

・開催日時:9月1日(木)PM 20:00〜22:00(後日録画動画の視聴可)

・参加費:¥1000

・参加方法:以下のチケット購入サイト「ピーテックス」よりお申し込みをお願いいたします。

https://peatix.com/event/3345962/view…

・トーク内容

子連れパニック取材の日々・2022年のトルコ在住のシリア難民の現状と新たな動き・イスラム圏で取材をするということ・新たな取材プロジェクトについて・直面している政治問題について・今後の取材の予定

こちらは、zoomを使用したオンラインイベントです。

ご都合がつく方は、是非ご参加ください。ご都合がつかない方も、録画した動画を後日ご覧いただけます。

また、「HP有料コンテンツ会員(月額1000円)」の皆さまは、無料でこちらのイベントにご参加いただけます。

その場合、開催一時間前までに、イベントのzoomURLを、有料会員様宛のメールアドレス宛にお知らせさせていただきます。

(もしよろしければ、この機会に「HP有料コンテンツ」に是非入会頂けましたら大変ありがたいです。こちらでは、活動を応援いただき、活動状況や裏話をシェアさせていただきます)

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<イベント説明>

7月半ばより、フォトグラファーとしてトルコ南部に暮らすシリア難民の取材をしています。夫がシリア人で、親族が難民として現地で暮らしていることから、シリア難民コミュニティの内側から、リアルな現状を取材しております。

2015年より、毎年トルコに暮らす難民の取材をしていますが、今年は、かつてなかったほどの大きな変化が難民の間で起きています。

こうした肌感覚として現地で見て考えたことなどを、「取材中間報告」としてお話しいたします。

また、9月は、この取材の核心ともいえるあるプロジェクトが控えています。私がこの数年、温めてきた大切な取材計画です。この取材の進行状況と今後の予定について、皆様と共有させていただけたらと思います。

大変恐縮ですが、少しでも取材費を捻出させていただきたく、¥1000の参加費をいただくことにしました。取材カンパも大歓迎です。

シリア難民の現状を知り、考えることで、私たち自身のこれからを模索していけるような取材をしたいと思います。今後とも、活動への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

小松由佳

2022年8月のテレビ出演のお知らせ  

NHK「こころの時代〜宗教・人生〜」2022年8月28日午前5時放送

https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/E2JRQNVRR2/

NHKの番組のなかでも最も硬派な番組だとされる「こころの時代〜宗教・人生〜」に取材いただき、私の活動について取り上げていただきました。

「その人自身の言葉を、ここまで丁寧に扱う番組はほかにありません」と、担当ディレクターから聞いております。インタビューは、トルコ取材の出発直前に、都内にてじっくりと行なわれました。

私の活動や思いを番組としてご紹介いただき、大変光栄です。とても嬉しかったのは、担当ディレクターのKさんが、私の故郷の撮影のため初めて秋田を訪れ、秋田市郊外の懐かしい故郷の山々、田んぼの風景を写真で送ってくださったこと。

その時はトルコにおり、まさに体調不良の真っ最中でしたが、故郷の山に見守られているような、清々しい気持ちになりました。

番組の放送時間はなんと28日午前5時ですが、録画してぜひご覧ください。

9/1からは一週間、NHKのサイトから見逃し配信として、インターネット上でも視聴できるようです。

「#02 海をわたるシリア難民 エピソード1」

ショートドキュメンタリー「#02 海を渡るシリア難民 エピソード1」を制作しました!

いま、トルコに暮らすシリア難民には、昨年までとは違う大きな動きが起きています。

先日の投稿でご紹介しましたが、急激な物価高、反シリア人感情の高まり、トルコ政府によるシリア人帰還政策進行の動きなどにより、低所得労働者としてなんとか生活を維持してきたシリア難民の多くが、トルコでの生活を諦め、ヨーロッパへと密航しようとしています。

すでに私の親族の中でも、この1ヶ月で数人が旅立ちました(いずれもギリシャやトルコの海上保安警察に捕まり、トルコへと送還されましたが、成功するまでトライし続けるとのことでイスタンブールに滞在しています)。
飲水が入手できず、船や歩きの移動の途中で熱中症のため死亡したシリア人の話も聞いています。それでもリスクを覚悟しながら、人々はヨーロッパを目指します。

こうしたシリア難民の姿を、ショートドキュメンタリー「海をわたるシリア難民」というシリーズでご紹介したいと思います。

動画制作を始めたばかりで技術的に未熟ですが、シリア難民をめぐる状況をより身近に、感覚的に感じていただけるよう、写真表現より情報量の多い動画という手段での表現を試みます。

シリア難民に何が起きているのか。彼らが何を思い、難民としてそこに生きているのか。動画から、是非それぞれに何かを感じ取っていただきたく思います。

シリーズの1回目は、2日後にヨーロッパ密航へと出発するシリア難民のインタビューです。出発が近く忙しいとのことで、インタビュー可能時間は一時間のみ。限られた時間のなかで取材をしました。

「海を渡るシリア難民 エピソード1」
https://youtu.be/duDgO191sEI

また、こちらの動画や制作についての裏話を、近日中に「HP有料コンテンツ」にてご紹介します。
シリア難民の抱えるさまざまな問題などを掘り下げてご紹介します。こちらも是非視聴いただけましたら嬉しいです。

▼小松由佳HP有料コンテンツ(月額1000円)
https://yukakomatsu.jp/membership-join/
こちらは活動を応援いただくための月額サイトです。より良い写真活動ができるよう、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

(2022年8月11日)

NHK番組「「朝ごはんLab.(ラボ)」に出演します

井川遥さんがナビゲートするNHK番組「朝ごはんラボ」に出演します。

月曜[総合]後11:00~11:30
7月18日(月・祝)「お豆腐スープのそうめん」の回にて

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=34835

こちらの7月18日放送分にて、「シリアの朝ごはん」として我が家の朝食の光景が紹介されます。

番組HPより。

家族が集う楽しい休日の朝、我が家でたまに作るのがシリア料理の「キシック」。ヤギや牛の乳を混ぜて作ったチーズを乾燥させ、粉状にしたものを、お湯で煮溶かし、ひき肉やハーブ、ナッツなどをかけて作るアラブ民族の伝統料理のひとつです。

夫のルーツ、シリア中部のパルミラでは休日の朝食として定番の一品ですが、同じシリアでもダマスカスやアレッポなどの都市部では食べたことがないシリア人も多いとか。キシックは、地域性豊かなシリアの食文化を物語る一品なのです。

番組HPより。下の写真が「キシック」。

今回の番組出演にあたり、まさか、私がきわめて危険な調理をするわけにいかないので、近所に住んでいる夫の甥のムハンマドが料理番長として、本場の味を再現してくれました。部屋の掃除が行き届かずお恥ずかしいのですが、是非ご覧ください!

7月14日、シリア難民の取材に出発しました

成田空港にて

今年もなんとか出発できました

今年もシリア難民の取材に出発しました。取材期間は7/14〜10/5です。コロナ禍やウクライナ侵攻などで国際情勢が揺れ動くなかですが、健康と安全に留意しながら取材に向かいます。

取材出発にあたり、たくさんの皆様に活動支援カンパをいただきました。ドル札や、日焼け止めクリーム、キューピーコーワゴールドなどの栄養補給剤もお送りいただき、大変助かりました。本当にどうもありがとうございました。

今年も取材は子連れで、6歳の長男と3歳の次男も一緒です。すでに成田空港で子供が行方不明になりかけ、パニック取材になりそうな予感ですが、子供たちもトルコで親族に会えるのが楽しみなようです(シリア人の夫の家族が難民としてトルコ南部在住のため)。

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シリア難民取材2022 〜主な取材内容〜

以下は、今年の取材の主なテーマです。主な取材地はトルコ、シリアです。

1 現在のシリア難民の状況。暮らしや精神的な変化について。

2020年からのコロナ禍により、シリア難民をめぐる状況は苦境に拍車がかかっています。経済的自立ができないまま、コロナ禍によって失業したままの難民も多く、安全が保証されている代わりに物価が高く就労も困難なトルコでの生活を諦め、シリアに帰ろうとする家族も増えています。2022年のシリア難民をめぐる現状を取材します。

2 トルコ政府によるシリア難民帰還政策の影響

現在トルコには、380万人近いシリア難民(シリア難民全体の8割に及ぶ)が暮らしていますが、今年、トルコ政府は約100万人のシリア難民の帰還政策を実施すると発表しました。2012年以降、大量に流入したシリア難民の存在が、現在もトルコ社会で大きな問題になっています。シリア難民に対してどのような帰還政策が行われようとしているのか。人々の反応について取材したいと思います。

3 シリア難民の故郷、パルミラの現在を取材

トルコ南部に暮らすシリア難民のうち、シリア中部のパルミラ出身者にフォーカスし、現在の彼らの暮らしとともに、彼らの故郷についての記憶、思いを取材します。その後、彼らの故郷パルミラを訪ね、現在の様子を取材します(シリアは単身で入国予定)。シリアに入るのは10年ぶりです。治安がまだ不安定ですが、できうる限りのリスク管理をして向かいます。

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小さな子連れのため、取材ペースもゆっくりですが、その分、人との出会いをじっくりと味わいながら、心を込めて写真を撮りたいと思います。

取材の経過はHPの「SYRIAN REFGEESS 2022 」のページにて更新していく予定ですので、こちらもご覧ください。

▼小松由佳HP 「Syrian refugees 2022」

https://yukakomatsu.jp/category/coverage-of-syrian-refugees-2022/

では元気に行ってきます!

(2022年7月15日)

7月からシリア難民の取材に向かいます

7月14日から10月5日まで、今年もシリア難民の取材のためトルコなどのシリア周辺国に渡航します。今年は円安加速で飛行機代が大変な額になっており、最近になってようやく航空券を購入できました。世界情勢はウクライナ侵攻で不安定化し、コロナの流行、円安など、さまざまな問題が同時進行していますが、「難民となったシリアの人々が、かつての満たされた日々に還っていくまでを見つめ、記録する」ことを続けていきます。シリア難民の報道が少なくなった今だからこそ、彼らの現状や変化を取材したいと思います。

シリア報道は大手メディアでも需要が少なくなり、なかなか掲載の機会も難しくなっております。しかしながら、せっかく自分の全財産と全生活をかけて取材に行くのだから、多くの方に取材した情報を手にとっていただきたく、現地からの情報発信に努めます。

取材経過や記事は、HPの「 Coverage of Syrian refugees 2022」のページに更新していきますので、是非ご覧ください。

https://yukakomatsu.jp/category/coverage-of-syrian-refugees-2022/

記事掲載のお知らせ

お茶の情報サイト「CHAMART」様にて、シリアのお茶時間についての記事を掲載いただきました。

「シリアのお茶時間」

〜平和なときも、厳しい状況のときも、お茶の時間に憩うシリアの人々〜

CHAMART (チャマート)は、お茶の文化を発信する情報サイト。お茶の魅力、お茶を取り巻く環境について、さまざまな視点からの記事を掲載しています。

今回、シリア人のお茶文化の記事を掲載いただきました。びっくり仰天のお茶の作り方や、原料のこだわりなど、知られざるシリアのお茶の魅力を語ります!

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「さて、砂糖が溶けきってお湯が沸騰し、ヤカンの口からヒュー!っと白い煙が出てきたら、いよいよ主役の登場です。摘み取った茶葉そのものの形が残る、武骨でゴロゴロした茶葉を、ヤカンのお湯がすっかり隠れるくらい投入します。えっ、もったいないって?いえいえ、そんなことを言ってはいけません。シリア人はお茶づくりに妥協はしないんです。何しろこのお茶、みんなが集って楽しく過ごすために飲まれるお茶なんですから。」(「CHAMART サイト 記事本文より)

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お茶の情報サイト CHAMART

https://chamart.jp/archives/learn_world/syria/

(2022年6月11日)

オーディオプログラム フォトグラファー小松由佳の対談シリーズ「今日もいい天気!」#1 更新のお知らせ

フォトグラファー小松由佳の対談シリーズ「今日もいい天気! ♯         1 キクチタイキさん × 小松由佳 (2022年5月21日配信)

日頃から、様々な分野でその道を果敢に歩いていらっしゃる方々からお話をお聞きし、学びたく、『オーディオプログラム フォトグラファー小松由佳の対談シリーズ「今日もいい天気!」』を始めることにしました。

第一回目は、トルコ南部でのピスタチオのコーヒー(ブラウンピスタチオ・ラテ)の製造・販売を通し、シリア難民の自立支援活動を行う「Fease(フェアーズ)」代表 のキクチタイキさんよりお話を伺いました。

「世界をホッとさせる一杯を」〜ピスタチオのコーヒーでシリア難民支援〜 「Fease(フェアーズ)」キクチタイキさんの挑戦

(オーディオプログラムはこちらよりご視聴ください)

https://stand.fm/episodes/628868543e849b0006cc3764?fbclid=IwAR2U2qqG3bheko8UoBDMjz32JNw0KLFRvuLK-BIBU-ExWgQU10KhucsoV50
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キクチさんのモットーは、「世界をホッとさせる一杯を」。事業を通したシリア難民の雇用や教育の支援だけでなく、商品を製造する人、受け取る人がそれぞれに幸せを感じられる商品を目指しているそうです。 現在のシリア難民の状況や、彼らが抱える課題も交えつつ、活動について伺いました。

キクチさんの活動を多くの方に知っていただきたく、このような対談をさせていただきました。「ブラウンピスタチオ・ラテ」は、この秋に商品化を目指しており、「ブラウンピスタチオ・ラテ」を購入することで、日本に住む私たちが、こうしたシリア難民の雇用創出の事業に協力させていただくことができます。

キクチさんは「ブラウンピスタチオ・ラテ」を商品化するためのクラウドファウンディングを最近まで行われておりましたが(https://camp-fire.jp/projects/view/548924?fbclid=IwAR2fGFM35c5qzrfMSNT87cGR9v7B6RzQnI9ODwGbU4acjxQucdLU_x485Rk)、引き続き、事業のサポートをいただける方々を募集しております。

皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

▼「Fease(フェアーズ)」への活動支援はこちらより

Paypay銀行 はやぶさ支店 003 口座番号:2283658 キクチタイキ 

▼2022年6月30日までに¥2000以上のご支援をいただいた方には、「ブラウンピスタチオ・コーヒー」を郵送くださるそうです。その場合、以下のキクチさんのメールアドレス宛に、お名前と送り先ご住所をお送りください。

(キクチタイキ メールアドレス) kikuchi4940@gmail.com

また、キクチさんのfacebookでも、是非繋がっていただけましたらと思います。

(キクチタイキ facebook)

https://www.facebook.com/taiki.kikuchi.14

(こちらより検索ください→「菊地泰基」Taiki Kikuchi)

どうもありがとうございました。

秋田魁新報様に寄稿させていただきました

秋田魁新報様にて連載の機会をいただき、「遠い風 近い風」というコーナーにエッセイを書かせていただきました。

1回目の今回は、15年ほど前の自転車旅の思い出について。人との出会いもそうですが、土地との出会いもまた一期一会。福島の報道を目にする度、あのとき出会った梨園のおばちゃんのことを思い出しております。

(2022年5月19日)

第11回モンベル・チャレンジ・アワード受賞のお知らせ

大変光栄なことに、この度、第11回モンベル・チャレンジ・アワードを受賞させていただくことになりました。

「モンベル・チャレンジ・アワード」とは、株式会社モンベル様が社会活動の一環として行なっている「チャレンジ支援」の取り組みであり、独創的なチャレンジに対し、計画段階からサポートし、失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢を応援するというものです。

多くの賞が、活動の実行後に評価されることが多いなか、この賞は計画段階でのサポートをいただけるという、大変珍しい光栄な賞です。

以下のリンク内の「受賞の言葉」にも書かせていただきましたが、私にとっての冒険は、自分にとっての“未知”に、信念と謙虚さをもって出会い続けていくことだと思っています。これからも、写真活動を通して人と人とを繋げ、新しい波が生まれるきっかけ作りができたらと思います。

https://about.montbell.jp/social/challenge/award/

信濃毎日新聞様に寄稿させていただきました(2022年4月8日)

大変光栄なことに、ウクライナ侵攻について寄稿させていただきました。以下、本文より抜粋です。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「過熱する連日のウクライナ侵攻の報道を目にし、シリア難民を取材する一人として感じることがある。中東の一角で起きることと欧州の一角で起きることでは、世界を取り巻く危機意識も、人間の命の重みも、扱われ方が同じではないということだ。ロシアに対抗する西欧諸国の連帯の早さも、規模も、内容も、全てがシリアでのケースとは大違いだ。」

「それにしても泥沼の戦争を経験し、その苦しみを誰よりも知っているはずのシリア人が、報酬を求めて他国の戦争に加担する構図は、悲惨としか言いようがない。」

「他国に侵略した軍の一員としての責任は負うべきだ。だが同時に、こうした兵士たちが私たちとさほど変わらない人間であることを忘れてはいけないと感じる。彼らも誰かを愛し、誰かから愛される存在であり、家族や恋人など、帰りを待っている多くの人々がいるだろう。

 そうした一人一人が、戦地に立ち、殺戮に加担しなければいけない戦争の狂気、構造の問題をこそ考えたい。その視点を失ってしまうとき、私たちもまた、戦争が引き起こす人間の分断に巻き込まれていくのではないだろうか。」

写真雑誌『CAPA』様に寄稿させていただきました(2022年3月号)

「写真家×SDGs 未来に手渡す写真」コーナーにて。

「イデオロギーは、ときに真実を覆うことがある。それに対し、生きた生身の人間がそこにいるという“存在そのもの”は、決して覆うことができない。語られることのない多くの人間の物語、その一つ一つに唯一無二の輝きがあること。そのありのままを、写真に切り撮っていく。それが、写真家としてこの世界に生きる挑戦だと信じている」(本文より)

「公益社団法人 日本写真家協会」の正会員となりました(2022年4月6日)

大変光栄なことに、この度、日本最大の職業写真家の組織である「公益社団法人 日本写真家協会(Japan Professional Photographers Society, 略称JPS)」の正会員となりましたことをご報告させていただきます。

写真家としてまだまだ未熟ではあり、何より経済的なサバイバル状態ですが、この時代をいかに写し取っていけるかを問い続け、表現の道を突き詰めていきます。今後も活動へのご理解と応援とを、どうぞよろしくお願いいたします。

*公益社団法人 日本写真家協会

https://www.jps.gr.jp/aboutjps/

「見えない入管問題を考える」 HP有料会員サイトでのイベントのお知らせ

有料会員様向けにトークイベントを開催いたします。

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期日:3月30日(水)20:00〜22:00  zoomによるオンラインイベント

テーマ:「見えない入管問題を考える〜収容者の家族として〜」

ゲスト:カタクリ子さん(偽名・入管収容者 妻の会会員)

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小松由佳HPでは、有料会員様向けに月に一回のトークイベントを開催いたします。今月のトークイベントは、入管問題をテーマにした企画です。2021年10月の時点で、在住外国人労働者数は173万人、実に10年前の3倍近い数字に達しています。日本の深刻化する労働者不足を、こうした外国人労働者が担っている一方で、外国人の在留資格をめぐる問題も増えています。

特に在留資格のない非正規滞在者の外国人が、自国への強制退去令を受け、送還までの間に収監される入管収容施設(茨城県牛久市の「東日本入国管理センター」など)では、年々長期収容が常態化し、収容者への非人道的な扱いについて国際人権条約機関からも勧告を受けています。

本トークイベントでは、ガーナ人の配偶者が牛久の入管施設に二年間にわたって収容された経験を持つカタクリ子さん(偽名・入管収容者 妻の会会員)をお招きし、その経験をお話いただきます。現在、カタクリ子さんの夫はガーナへと強制送還され、家族はバラバラの状態です。夫の入管施設への収容が、家族にどのような日々をもたらしたのか、そこで感じた思いや課題、入管問題を知らない日本人に知ってもらいたいことなど、当事者の立場から語っていただきます。

▶︎カタクリ子さんについての記事(こちらはジャーナリストの志葉玲さんによるものです)

https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20220222-00283233

イベントではまず、カタクリ子さんに1時間ほどのお話をいただき、その後は質問タイム、意見交換をしたいと思います。入管問題についての関心を深めるクリエイティブな時間となればと思います。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

またイベントのズーム情報は、イベント当日に有料会員の皆様にメールにてご連絡させていただきます。

また当日ご参加できない皆様も、後日、イベントの録画動画をサイトに公開いたしますので、そちらをご覧ください。以上、どうぞよろしくお願いいたします。

*こちらは小松由佳HPの会員様向けのイベントです。参加ご希望の場合、大変恐縮ですが、会員登録手続きを頂いてからのご視聴となります。よろしくお願いいたします。

<小松由佳HP 有料会員(月額1000円)のご案内について >

https://yukakomatsu.jp/membership-join/

小松由佳(2022年3月25日更新)

映画「国境の夜想曲」サイトにて、感想を掲載いただきました。

・・・どんな場所でも、どんな夜でも、必ず朝は来る・・・

イラク、レバノン、シリア、クルディスタンを舞台にしたドキュメンタリー映画、「国境の夜想曲」。その名の通り本作は、国境地帯での人々の営みを、圧倒的リアリティと、光と影を印象的に捉えた美しい映像によって描いた作品です。

「国境の夜想曲」 

https://bitters.co.jp/yasokyoku/

2022年2月11日より、全国ロードショー。気鋭のドキュメンタリー映画監督して知られるジャンフランコ・ロージ氏の最新作で、ヴェネチア国際映画祭にて三冠を受賞しています。

大変恐縮ながら、私も同地域を取材しているというご縁から、「国境の夜想曲」の感想を作品のサイトに寄せさせていただきました。どうぞご覧ください。

https://bitters.co.jp/yasokyoku/interview1.php

「国境の夜想曲」は、中東地域を舞台にしたこれまでの映画とは全く違った、新しいドキュメンタリーです。本作の素晴らしい点は、彼らが誰であり、どこに生きているのか、背景にある情勢や政治についての具体的な部分を語ることなく、ただ目の前に存在している人間の姿を圧倒的リアリティで写し出している点です。そうした点で、例え人々が政治やイデオロギー、民族によって分断されていても、カメラが捉えた人々はカテゴライズで分断されることなく、あるがままの人間として私たちに迫ってくるのです。ぜひ映画館での大画面での鑑賞をお勧めいたします。

                                        (2022年2月2日)

拙著『人間の土地へ』(集英社インターナショナル/2021)が「梅棹忠夫・山と探検文学賞」の最終選考作品に選出されました(2021年12月28日)

http://umesao-tadao.org/11thpre.html

「梅棹忠夫・山と探検文学賞」は、日本における文化人類学のパイオニアである梅棹忠夫氏にちなみ、登山や探検活動をテーマとした作品に贈られる文学賞です。2021年5月に山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞したこの作品が、「未知の領域」へ挑むという点でも評価をいただいたことを大変光栄に思います。大賞の発表は2022年3月となります。

写真展「シリア難民 母と子の肖像」が終了いたしました(2021年12月10日~16日 富士フォトギャラリー銀座にて)

一週間という短い会期でしたが、2200人ほどのお客様にご来場いただき、2年ぶりの写真展が終了いたしました。ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。
母親と子供の関係性からシリア難民の状況を浮かび上がらせ、私たちが想像するという写真展。音声ガイドなどの新しい表現法も駆使しました。その試みは、写真表現の新しい行先を示してくれました。今後も見つめ続け、撮り続けたいと思います。


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写真展開催のお知らせ 「シリア難民 母と子の肖像」 2021年12月10日〜12月16日

~2年ぶりの写真展開催のお知らせ~
小松由佳 写真展『 シリア難民 母と子の肖像 』

昨年は新型コロナの登場に経済的打撃を受け、ギャラリーでの写真展を開催ができませんでした。
今年もまだ不安定な中ではありますが、今年こそは表現の場をしっかり作りたいと写真展を開催させていただきます。


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