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写真展がついに始まりました!

写真展「あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷、パルミラ〜」が14日から始まりました!搬入日から、あっという間に時間が流れております!

2021年12月に、富士フォトギャラリー銀座様にて行った写真展『シリア難民 母と子の肖像』以来、約2年ぶりの写真展となります。写真点数も60点ほど用意し、経済的にも、エネルギー的にも全力投球しました。改めて、写真展を開催させていただく大変さと、発表の場がある喜びを満喫しています。

今回の写真展は、2022年に11年ぶりに行ったシリア中部のパルミラ取材の記録でもあり、2021年に帰郷を果たせずに亡くなった義父ガーセムへの鎮魂の表現でもあります。現地では、秘密警察の監視下に常に置かれたり、自宅軟禁に遭ったりと危険な思いもしました。こうしたパルミラ取材が、写真展としてしっかり発表できるということに充実感と安堵感を感じております。やっと、ここまで来れた、という思いです。ここまで応援いただき、支えてくださった沢山の皆様に感謝しております。どうもありがとうございます。

ただ、今回のようなメーカーギャラリー様での写真展は、私の場合、会場費や写真パネル制作費、宣伝費などを合わせ、経費が100万円以上かかる一大プロジェクトです。

経済的な事情から毎年の開催は難しく、またここしばらくは取材により力を入れてきたこともあり、今回は2年ぶりの本格的な写真展となります。

次の展示は、恐らくまた2年後になりそうですので、この展示では、是非多くの皆様にご来場いただけますと嬉しいです。

本日は開催3日目。一昨日も昨日も、本当に沢山の皆様にご来場いただきました。皆様、どうもありがとうございます。日々、発表の場に立つことの喜びと充実感とを噛み締めております。

展示をしてみると、新たにさまざまな課題が見えてきました。

伝えたいことが、展示のなかに示されているか。そのうえで、見る側に「委ねる」ことができているか。この「委ねる」という部分がとても大事です。写真家の役割は、答えを示すのではなく、あくまで問いを投げかけるこただと思っているからです。

目指す表現に向かい、展示が始まっても、終了する瞬間まで模索は続いていきます。ですので写真展の完成は、写真展が終わる瞬間です。

改めて、空間の中で表現を作り上げる写真展の奥深さを感じております。いかに撮り、いかに写真に込められたメッセージを発していくか。今後も学びがあるのみです。

本日の夕方、ちょうど来日中のシリア人女性作家であり、活動家のサマル・ヤズベク氏がご来場下さいました。サマル氏は『無の国の門』という、世界14カ国で翻訳されたノンフィクション本を執筆した作家として知られています。

すでに作家として知られていたサマル氏は、2011年に始まったシリア反体制運動で、反体制・反アサド政権の立場をとり、逮捕・拘束を経て、同年夏にシリアを脱出しました。

その後も2012年8月から2013年7月まで、3度にわたって祖国に戻り、兵士から女性や子供まで、反アサド政権の立場にあるさまざまな人々の声を集め、その体験を本に書き綴っていきます。

こうして出版された『無の国の門』は、世界14カ国で翻訳され、シリアで起きている真実を世界に知らしめることに繋がりました。現在はパリに暮らし、シリアの女性を支援する活動も続けています。

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○サマル・ヤズベク氏
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%82%BA%E3%83%99%E3%82%AF

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○『無の国の門〜引き裂かれた祖国シリアへの旅〜』
(以下、白水社のサイトから引用)

https://www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b498044.html

〜挫折をいかに理解し、未来へつなげていくか
記録を通じて内戦の過酷な現実と向き合う〜

祖国を逃れた作家が一時帰還し、反体制派の人々の苦悩と挫折に耳を傾ける。記録する行為を通じて内戦という過酷な現実と向き合う労作。

内戦下の祖国シリアに一時帰還した作家が、絶え間ない爆撃の下、反体制派の人々の間で暮らしながら、それぞれの苦悩と挫折に耳を傾けた1年間の記録。語り伝えることを通じて、内戦の過酷な現実と向き合う、世界16か国で翻訳された話題作。

アサド大統領と同じくイスラーム教アラウィー派に属する一族の出身である著者は、2011年以降、一貫して反アサド政権の立場をとり、逮捕・拘束を経て同年夏にシリアを脱出した。本書は、2012年8月から2013年7月まで、3度にわたって祖国に戻り、兵士から女性や子供まで、反アサド政権の立場にあるさまざまな人々の声を集め、その体験を書き綴ったものである。
拠点としたのはシリア北西部のイドリブ県サラーキブ市で、住民である協力者一家の庇護を受けて取材を進めた。証言者の数が増えていくと同時に戦況は変化し、協力者一家の大半は出国を余儀なくされていく。
小説家、ジャーナリスト、編集者として活躍するかたわら、著者は女性の自立や子供の教育を支援するNPO団体を設立し、活動を続けている。近年のシリアを見据える新しい世代の特色を鮮やかに示すと同時に、内戦下で生きる市井の人々の声を拾い上げた記録文学の白眉。

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サマル氏は、シリアでも大変著名な作家とのこと。私の夫もサマル氏を知っており、同じシリア人としてのメッセージを託されました。

「シリアの人々の声を、世界に伝えてくれてありがとうございます」

そのメッセージを、私は大事にサマル氏に伝えました。サマル氏は、「ありがとう。あなたをハグしてもいい?」と言い、ハグして下さいました。長い間、誰かとハグしたことがないことに気づいた私でした。

サマル氏に、お聞きしたいことがありましたが、その答えを私はすでに知っているようにも感じました。

「報道の光が当たらないシリア問題を、どのように見つめ続け、足を運び続けたら良いでしょうか」。

それはただ、信念を持って続けていくだけよ。そうサマルさんが答えるだろうと、私は分かっていました。とにかく思いを持ってひたすら続けていくだけ。その先に道は開けるのです。私も撮り続けていこう。さしたる深い話はできませんでしたが、サマルさんにお会いし、撮り続けようという思いがまた新たになりました。

さて、本日15日は14:00からギャラリートークがございます。24日の写真展終了日まで、会場にて毎日在廊予定です。皆様、どうぞよろしくお願いします。

〈皆様へ〉
写真展開催にあたり、大変恐縮ながらカンパを集めさせていただくことにしました。写真展には膨大な経費がかかります。今後も取材と発表を継続してより良い形で行っていけるよう、是非応援をよろしくお願いします。

▼写真展 経費の応援カンパをよろしくお願いします

〈写真展 応援カンパお振込み先〉

三井住友銀行
八王子支店
普通
8495661
コマツユカ

大変恐縮です。どうぞ宜しくお願いします。
小松由佳

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写真展『あなたは ここにいた〜燃やされた故郷、パルミラ〜』は、壁の四面を使い、ストーリーが組まれています。

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こちらでは、トルコで難民として暮らすパルミラ出身者のポートレートを展示しています。彼らがどのように故郷と繋がって生きているのかを聞きました。

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夫のパルミラの実家から持参した、爆撃で破壊された床や壁、天井の破片を展示しています。写真だけでなく、実体を見て触れることで、作品の世界観により入っていただけたらと思います。

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パルミラでの取材では、荒廃した夫の実家を訪ね、残置物を撮影しました。私はそこで、驚くべきものを見つけるのです。

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写真展の終了後、サマルさんらと食事をご一緒させていただきました。ひとつひとつの言葉に力があるサマルさん。私も撮り続けていこう、と改めて決意した夜でした。

小松由佳 写真展 「あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷、パルミラ〜」 2024年6月13日〜6月24日

2024年6月13日(木)~24日(月)まで、新宿駅徒歩5分のOM SYSTEM GALLERY 様(旧 オリンパスギャラリー東京 様です)にて、写真展を開催いたします。

この二年間は、膨大な経費がかかる取材費と写真展開催費のやりくりに苦労し、現地取材をより優先して行ってきました。今回は、久々の写真展となります。

現在の私の全てを投入した、渾身の写真展です。多くの皆様にご来場いただけましたら大変嬉しいです。

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小松由佳 写真展 「 あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷、パルミラ〜 」

▼会期

2024年6月13日(木)〜 6月24日(月)  10:00〜18:00

入場無料 休館日:2024年6月18日(火)・19日(水)  *最終日は15:00まで

▼会場

OM SYSTEM GALLERY(新宿駅西口から徒歩5分 / 旧 オリンパスギャラリー東京)

(〒160-0023 東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビル B1F) 電話番号:03-5909-0190

https://note.jp.omsystem.com/n/n9d19b51f200e

▼ギャラリートーク

6月15日(土)14:00〜15:00

6月22日(土)14:00〜15:00

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展示内容は、2022年夏、11年ぶりにシリアを取材し、空爆で破壊された夫の故郷、シリア中部のパルミラを撮影した記録です。大変に苦労しながらシリアに入国し、取材した写真であり、私としてもかつてないほど思い入れの強い作品群です。

夫の故郷である破壊されたパルミラと、そこを離れざるをえなかった難民たちの姿を通し、難民になるということ、故郷を失うということがどういうことなのかを、皆様と一緒に考えることができたら、と思います。

この展示は、答えを示す展示ではなく、問いを投げかける、というコンセプトです。写真から、それぞれに何かを感じていただけたら作家冥利に尽きます。

会期中、私は全日在廊しております。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

小松由佳

<ハガキサイズ チラシ>

komatsuyukahagaki omote 小松由佳 写真展 「あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷、パルミラ〜」 2024年6月13日〜6月24日 小松由佳 写真展 「あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷、パルミラ〜」 2024年6月13日〜6月24日
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小松由佳 写真展「 あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷、パルミラ〜 」

シリア中部のオアシス都市パルミラ。古代から東西を結ぶ交易の要衝として繁栄し、郊外には豊かな緑をたたえたナツメヤシの木々が涼しい木陰をつくる。その美しさは「砂漠の薔薇」と謳われてきた。しかし2011年以降、シリアは内戦状態に突入。四方を砂漠に囲まれたパルミラは、2015年にイスラム過激派組織ISに占領され、政府軍による激しい空爆にさらされた。市街地の8割近くが、このとき破壊された。

パルミラは私の夫の故郷でもある。この12年、私はトルコ南部で避難生活を送るパルミラ出身者のコミュニティを訪れ、多くのシリア難民を取材している。シリア情勢は今も不安定で、彼らが故郷へ帰還する見通しは立たない。こうしたなかで人々は、貧困や差別、失業、先の見えない不安などに直面しながらも、異郷に根付こうとする努力を続けている。こうした彼らの心の根幹にあるのは、パルミラという自らのルーツあり、そこで過ごした幸福な日々の記憶だ。

そのパルミラを、彼らは何故、離れざるをえなかったのか。そこは今、どうなっているのか。

難民が生まれた原点の地に立つため、私はパルミラに向かった。

(2024年5月8日)

「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。

4月30日は、探検家であり人類学者の関野吉晴さんの講座「地球永住計画」にて、1月に行った不法移民の取材報告会を行わせていただきました。会場の皆様からのたくさんのご質問にお応えしつつ、さまざまな議論を交わさせていただいた素晴らしい時間でした。

この取材では、例年の子連れ取材パニックに加え、イギリスの物価の高さや思わぬハプニング(スーツケースが3日ほど行方不明になったり、財布を盗まれた)に呆然としつつ、一年前にトルコからイギリスへ、不法移民として渡ったシリア人の夫の兄や甥を取材。難民収容施設で暮らす彼らの葛藤や孤独を知りました。

また、フランスの港町カレーでは、ドーバー海峡を渡るために船を待っていたシリア人移民たちが、ボートの転覆事故で亡くなるという痛ましい出来事もあり、忘れられない取材となりました。

IMG 6581 scaled 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(報告会の様子)
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(グレートジャーニーの旅を行ってきた関野さんからは、人類学者・探検家としての見地から、「人間の歴史は移動の歴史である」という話があった。人類はアフリカから拡散するのに移動を繰り返して広がってきたし、その後の歴史も、絶えず新しい資源や土地を求めて、移動と開拓を続けることで発展してきた。移動する、ということが、人間の生業なのだ、と。)

IMG 6585 scaled 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(尊敬する関野さんと。関野さんは現在、旧石器時代の文化を自ら実践するため、石器と竪穴式住居の暮らしを試みている)
IMG 6584 scaled 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(報告会の写真撮影:地球永住計画・豊口信行さま

人々は、何故命をかけ、土地から土地へと移動をし、海を渡っていくのか。その先に何を夢見ているのか。単に不法移民としての問題にとどまらず、人間とはどういう存在なのか、また人間の尊厳や自由、平等についても、大変に考えさせられました。

また取材後は、季刊誌『Kotoba』(集英社インターナショナル)様や、朝日小学生新聞様に取材内容を寄稿させていただき、大変光栄でした。イギリスに渡っていった兄や甥たちが、今後どのようにイギリス社会で生きていくのか、これからも、取材資金が続く限り(!)取材を続けます。

しかし、こうした不法移民をめぐる情勢は、今日、大きく変化しつつあります。 イギリスでは、相次ぐ不法移民の流入に頭を悩ませており、大量の移民をどう受け入れていくのか、イギリスでは大きな議論が交わされてきました。2023年には、過去最高の約3万人の不法移民がドーバー海峡からボートに乗って入国し、そのほとんどが難民申請をしています。

こうしたなか、この3月末には、不法移民として入国した人々をアフリカのルワンダに移送する法案が、イギリス議会でついに可決されました。現地では、すでに移送の動きが始まっています。 残念ながら、私がカレーで出会ったシリア人移民たちも、このルワンダ移送計画の対象者となっています。

ルワンダは、1994年に起きた虐殺(100日間で約100万人が殺害されたとされる)や内戦から立ち直り、アフリカ第二の経済成長が見られる国です。 イギリス政府は、ルワンダへの膨大な経済支援の見返りとして、また今後の不法移民の流入の抑止力とするため、このルワンダ移送を進めたい狙いがありますが、人権団体などは、〝難民にとって安全な環境とはいえない〟として移送に反対しています。

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「不法移民をルワンダ強制移送へ イギリスで法案成立…身柄拘束する映像を公開【ワイド!スクランブル】(2024年5月4日)」

 https://youtu.be/nXO8VArbIUM?si=vPZOksykhZNX1YwY

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こうした不法移民の問題を知るにつけ、私は彼らの故郷が紛争などによって荒れ果て、彼らが暮らしを失っていった最後の選択肢が、「移動すること」であった現実を思わずにいられません。

移民問題は簡単に答えの出ない難しい問題ではありますが、この難しさのなかで考え続けることしかないのだと思います。

改めて、今回の不法移民の取材に対し、見守り、応援くださった皆様、本当にどうもありがとうございました。今後も激動の世界を見つめ、それぞれの土地に生きようとする人間のエピソードを伝えていく活動を続けていきます。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

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(ドーバー海峡を渡って入国する不法移民は、年々増え続けている。  以下の写真は全て、「不法移民をルワンダ強制移送へ イギリスで法案成立…身柄拘束する映像を公開【ワイド!スクランブル】(2024年5月4日)」より)
IMG 6575 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(不法移民としてイギリスに入国した者のほとんどが難民申請を行い、その審査には平均して15ヶ月ほどかかる。難民申請者の保護や審査、認定には、膨大な予算がかかっており、イギリス政府の財政を圧迫しているとされる)
IMG 6576 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(昨年からイギリス議会で審議されてきた、不法移民をルワンダに移送する法案が、ついに可決された)
IMG 6577 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(インド系移民2世であり、43歳のスナク首相は、このルワンダ移送計画を、「不法移民問題を適切に解決する唯一の方法だ」としている)
IMG 6578 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(ルワンダは、周辺国から多くの難民を受け入れてきた実績が評価されている)
IMG 6579 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(イギリス政府はこれまで、ルワンダに対して約460億円もの経済支援を行ってきた。ルワンダへの不法移民の移送は、その見返りとしての要求である)
IMG 6580 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。 「地球永住計画」での取材報告会が終わりました。イギリスでは、不法移民のルワンダ移送が動き出しています。
(すでに動き出しているルワンダ移送計画だが、人権団体などは、非人道的な方法であると批判している)

*お知らせ*

2024年5月18日(土)20時からは、地球永住計画での取材報告会の見逃し配信があります。自分で言うのもなんですが、とてもまとまった取材報告ができました。興味のある方は是非ご視聴ください。

オンデマンド収録配信チケットは1500円です。以下よりお申込みください。

「地球永住計画 オンデマンド収録配信 〜賢者に訊く〜小松由佳(フォトグラファー)×関野吉晴(探検家・医師)」 ・オンデマンド収録配信視聴チケット1500(5月18日配信) https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01wcg2y9pqp31.html または https://peatix.com/event/3916508/view 詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。 https://sites.google.com/site/chikyueiju/gakuen/daigaku/2024/komatsu2024 

                  (2024年5月8日)

写真展「あなたは ここにいた」開催のお知らせ 

2024年6月13日〜24日にかけ、新宿のOM SYSTEM GALLERY(旧オリンパスギャラリー東京)様にて写真展を開催いたします。トルコ南部に暮らすシリア難民と、彼らの故郷パルミラの今を通し、難民とはどういった存在なのか、故郷を失うとはどういうことなのかを問う展示です。是非お越しください。

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小松由佳 写真展「 あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷、パルミラ〜 」

シリア中部のオアシス都市パルミラ。古代から東西を結ぶ交易の要衝として繁栄し、郊外には豊かな緑をたたえたナツメヤシの木々が涼しい木陰をつくる。その美しさは「砂漠の薔薇」と謳われてきた。しかし2011年以降、シリアは内戦状態に突入。四方を砂漠に囲まれたパルミラは、2015年にイスラム過激派組織ISに占領され、政府軍による激しい空爆にさらされた。市街地の8割近くが、このとき破壊された。

パルミラは私の夫の故郷でもある。この12年、私はトルコ南部で避難生活を送るパルミラ出身者のコミュニティを訪れ、多くのシリア難民を取材している。シリア情勢は今も不安定で、彼らが故郷へ帰還する見通しは立たない。こうしたなかで人々は、貧困や差別、失業、先の見えない不安などに直面しながらも、異郷に根付こうとする努力を続けている。こうした彼らの心の根幹にあるのは、パルミラという自らのルーツあり、そこで過ごした幸福な日々の記憶だ。

そのパルミラを、彼らは何故、離れざるをえなかったのか。そこは今、どうなっているのか。

難民が生まれた原点の地に立つため、私はパルミラに向かった。

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2024年6月13日(木)〜6月24日(月)10:00〜18:00(最終日15:00まで)入場無料 

*休館日6月18日(火)・19日(水) 

*ギャラリートーク6月15日・22日14:00〜15:00(予約不要・参加無料)  

<ハガキサイズ チラシ>

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                    (2024年5月8日)

スライド066 4/26開催「海を渡るシリア難民」オンライン取材報告会 アーカイブ視聴 4/26開催「海を渡るシリア難民」オンライン取材報告会 アーカイブ視聴

4/26開催「海を渡るシリア難民」オンライン取材報告会 アーカイブ視聴

4月26日に、この年末年始に行いましたイギリスでの不法移民の取材のオンライン報告会を行いました。多くの皆様にご参加いただき、どうもありがとうございました。

当日は、2022年に「不法移民」としてトルコに移動したシリア難民の親族(夫の兄と甥)が、どのような背景から「不法移民」となる選択をしたのか、そしてどのようにヨーロッパを移動し、いまイギリスの難民収容施設で、どのような状況にあるのかをお話しました。さらに、ドーバー海峡を渡ってイギリスに向かう移民たちを、フランスのカレーで取材したエピソードも交え、ドーバーを渡るということがいかに危険であり、いかに人間の生まれながらの不平等が存在するのかをお話しました。

当日ご参加いただけなかった方も、以下のリンクよりアーカイブ視聴ができますので、ぜひご覧ください。また記事の後半では、報告会で使用したスライドの全データを貼り付けました。報告の内容や雰囲気を把握いただけるかと思います。併せてご覧ください。

オンライン報告会 アーカイブ視聴

こちらは、4月30日に行いました取材報告会(「地球永住計画」/ 東京都武蔵野市)を録画したものです。有料会員の皆様向けに公開しておりますので、SNSでのシェアなどされないよう、お願いいたします。以下のリンクよりご覧いただけます。報告が80分、その後、参加者との質疑応答の時間となっております。

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朝日小学生新聞様に寄稿させていただきました 「シリアから逃れて〜安住の地へ 命がけの旅〜」

朝日小学生新聞様に、昨年末から今年初めに行った「不法移民」の取材について寄稿させていただきました(2024年3月27日付新聞にて)。

主人公は、シリア難民の少年エブラヒム。実は私は彼を、彼が生まれたときから知っているのです。2009年にシリア中部のパルミラで生まれたエブラヒムが、紛争によって故郷を追われ、トルコで難民となりながらヨーロッパへ移動するまでを書きました。

朝日小学生新聞は、読者層が小学生です。彼らと同年代である、10代前半のエブラヒムが経験した紛争や難民生活、ヨーロッパ横断の旅のエピソードを通し、この世界のさまざまな様相について想像力を膨らませてもらえたらと願っています。

折しも2024年4月23日には、イギリス議会で「不法移民」として入国した難民申請者をアフリカのルワンダに移送する法案がついに可決されました。危険な旅を経てイギリスにやってきたエブラヒムも、ルワンダに移送される可能性があります。

私たちは移民・難民をどのように捉え、どのように受け入れていくのか。移民の大量流入が続いているヨーロッパ諸国だけでなく、私たちにも問われている課題です。

13歳で家族から離れ、イギリスにやってきたエブラヒムが、これからどのようにイギリス社会に生きていくのか。シリアというルーツを、どのようにとどめていくのか。これからも取材を続けたいと思います。

最後に、寄稿の機会をいただきました朝日小学生新聞様、本当にどうもありがとうございました。

240327朝日小学生 1 scaled 朝日小学生新聞様に寄稿させていただきました 「シリアから逃れて〜安住の地へ 命がけの旅〜」 朝日小学生新聞様に寄稿させていただきました 「シリアから逃れて〜安住の地へ 命がけの旅〜」

      

240327朝日小学生 2 scaled 朝日小学生新聞様に寄稿させていただきました 「シリアから逃れて〜安住の地へ 命がけの旅〜」 朝日小学生新聞様に寄稿させていただきました 「シリアから逃れて〜安住の地へ 命がけの旅〜」

                 ( 新聞掲載日2024年3月27日 )

8B55980B 1334 4140 A1C9 1459D82C7890 【イギリス取材報告会「海を渡るシリア難民」のお知らせ】 【イギリス取材報告会「海を渡るシリア難民」のお知らせ】

【イギリス取材報告会「海を渡るシリア難民」のお知らせ】

こちらは取材報告会のお知らせです。

昨年年末から今年始めにかけ、不法移民としてヨーロッパに流入するシリア難民の取材を、イギリスで行いました。

不法移民の問題に関心を持ったきっかけは、2021年夏にトルコでシリア難民として暮らしていた夫の兄や甥が、海を渡り、ヨーロッパを徒歩で横断した末、イギリスに到達したことでした。

自分の親族が、不法移民になっていく。その現実に驚いた私は、彼らがなぜ、生活再建を目指してきたトルコでの生活を諦め、ヨーロッパへと向かったのか、そしてどのように旅をし、それぞれの目的国で何を夢見ているのかを取材しました。取材後半では、フランスのカレーで出会ったシリア人移民たちが、ドーバー海峡を渡ろうとして溺死するという悲惨な出来事もありました。移民の旅が、いかに命懸けの危険なものであるかを知ると共に、〝生まれた国によって決定づけられた人間の不平等さ〟に、私は愕然としました。

不法移民とはどういった存在なのか。
不法に海を渡るということ、国境を越えるということはどういうことなのか。
そして今、移民の受け入れを行ってきたヨーロッパの国々では、どのような動きが生まれているのか。

報告会では、こうした内容を深め、移民という存在について皆様と一緒に考えたいと思います。

オンラインでも、また会場でも、皆様にお会いできますことを楽しみにしています。よろしくお願いします。

以下、詳細となります。

【小松由佳イギリス取材報告会「海を渡るシリア難民」】

①オンライン取材報告会
4月26日(金)19:00〜21:00

こちらは、小松由佳HP有料会員コンテンツ内でのzoomを利用したオンライン報告会となります。

有料会員の皆様は申込み不要、参加費無料、後日視聴可能です。詳細は有料コンテンツにて前日までにご案内いたします。

一般の皆様は、恐縮ですが参加費1000円です。一般の皆様でご希望の方は、こちらのHPの「コンタクト」よりご連絡をお願いします。後日視聴のご希望のお客様も、是非お問い合わせください。

②会場での取材報告会
4月30日(火)19:00〜21:00
武蔵野プレイス(JR武蔵境駅すぐ)にて

こちらは、探検家・人類学者の関野吉晴さんによる連続講座、「地球永住計画」の場をお借りした報告会となります。参加費は2000円です。お申し込みは以下のサイトよりお願いいたします。

・会場講演参加チケット2000円
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01cee881pqp31.html
(チケット購入が難しい場合はお気軽にメールにてお問い合わせください)

また、こちらの「地球永住計画」での講座では、オンデマンド視聴も申し込み可能です。以下よりお申込みください。

・オンデマンド収録配信視聴チケット1500(5月18日配信)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01wcg2y9pqp31.html
または
https://peatix.com/event/3916508/view

以上、皆様、どうぞよろしくお願いします。

小松由佳

冒険家、阿部雅龍への追悼文(2024年4月7日)

3月27日に亡くなった冒険家の阿部雅龍(前回の記事で書かせていただきました)。今もまだ、その驚きと悲しみの中にあります。その後、秋田魁新報社より依頼をいただき、追悼記事を書かせていただきました。このような機会をいただき、大変に恐縮でした。

熱い心、志。夢への真摯な姿勢。阿部雅龍の生き方や姿勢を忘れずに、彼から受け取ったものを受け継いでいきたい。そう心に誓いました。

追悼記事というよりも、阿部さんを見送る弔文のような形式で書きました。

以下、記事の文章の全文です。

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玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました

東京都町田市にある「学校法人 玉川学園」様の学園誌、『全人』様にて私のインタビュー記事を掲載いただきました。今回の冊子は「特集 戦争をどう学ぶか」という大変考えさせられるテーマで、その一環として私の活動を取り上げていただきました。ほか、難民支援の現場での話や、戦争について知るために読むべき本なども紹介されており、大変読み応えのある内容となっております。

以下、私のインタビュー欄をご紹介させていただきます。このような機会をいただき、改めてこれまでの活動を振り返ることができました。玉川学園様、どうもありがとうございました。

scan 001 scaled 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました
scan 002 scaled 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました
scan 003 scaled 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました
scan 004 scaled 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました 玉川学園様の学園誌『全人』様にインタビュー記事を掲載いただきました

(2024年2月13日)

青梅市のコインランドリーにて写真展を開催します(2023年12月21日〜2024年1月30日)

青梅市のコインランドリー兼カフェ「LAUNDRY & CAFE Sunrise(ランドリー&カフェ サンライズ)」様にて、小さな写真展示をさせていただきます。青梅市の地域を盛り上げる活動の一環として、お声がけいただきました。

実は写真展は、毎回経費の出費が多いため、なかなか開催に踏み切れない事情がありましたが、地域を盛り上げていく活動の一環として展示を行いたいという声をお聞きし、私がこれまで見てきた世界や、撮った写真が、そうした活動に役立てられたら素敵なだなあという思いもあり、開催させていただくことになりました。

写真は38点用意し、コインランドリーの大家さんが3回ほどに分けて展示写真を入れ替えてくださるとのことです。また1月27日の14時からは、会場にてトークイベントもさせていただきます。1月23日火曜日は、10時〜17 時まで在廊予定です。

<会場>

LAUNDRY & CAFE Sunrise(ランドリー&カフェ サンライズ)
Webサイト… https://www.instagram.com/sunrise030610/(インスタグラム)
営業時間… ランドリー 7:00〜23:00 / カフェ 11:00〜15:00 *注意 カフェ営業は水木のみ。
定休日… ランドリー年中無休 / カフェ 水曜日
住所… 東京都青梅市梅郷 1-180-1
電話… 0428-85-8773

以下、会場についての詳細です。カフェの営業時間については、事前に調べてから行かれることをお勧めします。カフェのフルーツサンドイッチや、お弁当(予約制)は大変美味しそうです!

以下、チラシです。

表のコピー 青梅市のコインランドリーにて写真展を開催します(2023年12月21日〜2024年1月30日) 青梅市のコインランドリーにて写真展を開催します(2023年12月21日〜2024年1月30日)
トークショーチラシ裏のコピー 青梅市のコインランドリーにて写真展を開催します(2023年12月21日〜2024年1月30日) 青梅市のコインランドリーにて写真展を開催します(2023年12月21日〜2024年1月30日)

これまで、カメラメーカーのギャラリーでの写真展がメインでしたが、こうした地域の場で展示させていただける機会も大変嬉しいことです。この写真展が、青梅市の地域の方に喜んでいただけましたら大変嬉しく思います。

(2023年12月23日)

秋田魁新報様 連載エッセイが掲載されました 「アシナガバチと過ごした夏」(2023年12月16日掲載)

秋田魁新報様 連載エッセイ 12月16日掲載 「アシナガバチと過ごした夏」

こちらは一か月半に一度の頻度で、秋田魁新報様に掲載させていただいておりますエッセイです。今回は、我が家に巣を作ったアシナガバチとの思い出について書きました。「おのれ〜!こんなところに巣を作るとは」と鼻息を荒くしたアシナガバチの出現でしたが、観察するうち、次第に視点が変わっていきます。

231216秋田魁 scaled 秋田魁新報様 連載エッセイが掲載されました 「アシナガバチと過ごした夏」(2023年12月16日掲載) 秋田魁新報様 連載エッセイが掲載されました 「アシナガバチと過ごした夏」(2023年12月16日掲載)

(2023年12月23日)

NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました

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IMG 3811 NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました

Documenting the Lives of Refugees: Komatsu Yuka / Photographer

Photographer Komatsu Yuka has been documenting the lives of Syrian refugees who fled to Turkey to escape the conflict in Syria, only to now once again find themselves displaced by earthquakes.

・・・放送日:10月17日(火)10:15 | 14:15 | 20:40 :10月18日(水)01:15 (NHK World)・・・

(*こちらはオンデマンド放送で視聴可能です)

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なんと、世界へ向けて発信されるNHKワールドの番組に、私の活動を取材いただきました。15分ほどの短い枠で、これまでのシリア難民の取材や、今年2月のトルコ・シリア地震の被災地取材の様子などを取り上げていただきました。特に、”写真を通して伝えたいことは何か”を取材いただいています。

私は写真家としては全く未熟で、理想とする境地は遠く、自分でも納得できる活動に全く追いついていません。今はまだ、種を蒔いている、という心境です。しかしだんだんと、向かうべき方向性が見えてきました。そこへと着実に、歩いていきたいと思います。今後とも、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

▼NHK WORLD-JAPAN トップページ  https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/directtalk/

▼小松由佳 出演回    https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2105055/

IMG 3831 scaled NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました
IMG 3826 scaled NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました
IMG 3828 scaled NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました

「座右の銘」は?と聞かれ、私が書いたのはこの言葉です。

 「 名のない星の輝きに目をこらす 」 小松由佳

夜空が美しいのは、明るい星の輝きだけでなく、目に見えないくらい小さな、たくさんの名のない星の輝きがあるからです。見えない小さな星々の輝きをそっと見つめるように、ひとりひとりの人間の唯一無二のエピソードを大切に記録していきたい、という思いを込めました。

IMG 3829 scaled NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました
IMG 3830 NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました NHKワールド「Direct Talk」に出演させていただきました

私の活動を取り上げてくださったNHKワールド様、どうもありがとうございました。

(2023年11月15日)

『オンライン対談「イスラエル市民から見たハマスとガザ」2023年10月27日収録 /  イスラエル市民H氏 × フォトグラファー小松由佳』を一般公開しています

2023年10月7日から始まったガザのハマスとイスラエルとの衝突に、世界が注目しています。先日はガザの人々の現状について、ガザ取材の長いジャーナリスト、古居みずえさんにお聞きしました。そのうえで今回は、イスラエル側の視点からお話をお聞きしたいと、イスラエル在住18年、イスラエル市民権を持つ日本人男性、平林裕介さんに対談をいただきました。

「イスラエル側の言い分が一人にでも伝わり、少しでも考えるきっかけになったら嬉しいです。多くの人に私たちの側のストーリーを知ってほしいというのが願いです」とのことで、講師謝礼も不要であるし、多くの方に見ていただけるよう動画視聴料も不要にしてほしいとのことでした。そのため当初、この有料会員コンテンツ内での公開のみの予定でしたが、平林さんの希望により、対談は一般公開・無料視聴可能とさせていただきました。

今回のハマスによる越境や民間人の殺戮が、イスラエル市民にはどう映ったのか。人々はどのような日常を送り、ガザやハマスに対して何を思っているのか。ガザ側の視点だけでなく、イスラエル側の視点も考えることで、さまざまな視点から事実を考えていくことをしたいと思います。ぜひご視聴ください。

*以下、「小松由佳HP有料コンテンツ」のページからご覧ください

オンライン対談「イスラエル市民から見たハマスとガザ」2023年10月27日収録 / イスラエル市民H氏 × フォトグラファー小松由佳 

*「小松由佳HP」では、より良い写真活動ができるよう、活動を応援いただく有料会員を募集しております。月額1000円で、活動の裏話などをご紹介していきます。是非応援をお願いいたします!

「ジャーナリスト古居みずえさんに聞くガザの今」(2023年10月19日)アーカイブ動画

2023年10月7日からパレスチナ自治区ガザ地域ハマスとイスラエルの間で大規模衝突が始まり、イスラエルのガザ侵攻が目前とされました。そのタイミングで、ガザの取材経験が長い古居さんに現地のお話をお聞きしました。 実際に現地と繋がってきた人々の話を聞くことで、肌感覚で紛争地の現実を感じ取るとともに、その本質について考え続けたいと思います。

こちらは「小松由佳HP有料コンテンツ」会員限定公開動画です。ご視聴には、「小松由佳HP有料コンテンツ」へのご入会が必要です。

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オンラインイベント「ジャーナリスト古居みずえさんに聞くガザの今」を開催します

 「ジャーナリスト古居みずえさんに聞くガザの今」
  10月19日(木) 20:00〜21:30 

10月7日から始まったパレスチナ自治区ガザ地域ハマスからの大規模攻撃によって、イスラエルとハマスとの軍事衝突が深刻な事態に直面しています。イスラエルはハマスの壊滅のため、まもなくガザに地上進行を開始するとみられ、情勢は緊迫しています。

こうした状況を受け、ガザでの取材経験の長いジャーナリスト、古居みずえさんからお話を聞く機会を持たせていただくことにしました。

私たちは遠い日本におり、直接的には何もできないかもしれませんが、実際に現地と繋がってきた人々の話を聞くことで、肌感覚で紛争地の現実を感じ取るとともに、その本質について考え続けることを試みたいと思います。

司会・進行 小松由佳(ドキュメンタリーフォトグラファー)

<古居みずえさんについて>
  https://sites.google.com/seisen-u.ac.jp/huruimizueworld

<内容詳細>                     
当日は、1時間ほど古居さんにお話いただき、その後、皆様からの質問やご意見をいただく時間を30分ほどとらせていただく予定です。あらかじめ、以下のような内容をお聞きしたいと古居さんにはお願いしております。

・ガザ地域とはどのような場所か。そこで人々はどのように暮らしてきたのか。

・ジャーナリストとしてガザを取材するなかで感じてきたこと。

・今回の衝突を受けて、何を考えているか。今後、どのような解決法が最善と思えるか。

また今回の報道では、なかなかガザの人々の暮らしの部分が見えてこず、これまでそこで何が起きてきたのか、人々はどのような思いで生きてきたのかを知る機会が限られていると感じました。そこで、古居さんのお話から、ガザの日常を肌感覚で感じとりたいと思っています。


<その他>

・参加費1000円(「小松由佳HP有料コンテンツ会員」の皆様は、無料でご視聴可能いただけます。詳しくは会員コンテンツのメール配信をご覧ください)
・こちらはzoomを使用したオンラインイベントです。zoomのアカウントをお持ちでない方は、イベント開始前までにご登録をお済ませください。
・zoom情報は、開催前日までに、お申し込みサイトからメールでお知らせいたします。
・有料会員の皆様は参加無料。後日録画動画の視聴可能です。
・当日参加できない方も、後日、オンライン視聴(視聴期限あり)が可能です。
・チケット販売は、事務手続きの都合上、イベント開催日の19時までで締め切らせていただきます。

(お申込先)

https://peatix.com/event/3734905/view

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

小松由佳

(2023年10月17日)

ラジオ出演のお知らせ TOKYO FM「SDGs学部ミライコード」(番組HPにて試聴可能です) 

TOKYO FMのラジオ番組、「SDGs学部ミライコード」に出演させていただきました。番組パーソナリティをつとめるのは、イラン出身の女優でもあり、人権活動家としても知られるサヘル・ローズさん。一回の収録を、2回分に分けて放送いただきました。以下、番組のHPよりご試聴いただけます。

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#76 シリア難民の現在、子連れパニック取材記

https://audee.jp/voice/show/68316

#77 人が生きる=SDGs

https://audee.jp/voice/show/68692

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ちなみにSDGsとは、「持続可能な開発目標」。「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。 この番組では、さまざまな分野の方を招き、この時代を生きるためのさまざまな問題についてお話をしているそうです。過去の番組もさかのぼって試聴することができます。

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また以下は、今回の収録の裏話や考えたことなどです。10分ほどの音声をお聞きいただけます。

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『月刊みんぱく』2023年8月号に寄稿させていただきました

大変光栄なことに、国立民族学博物館発行の月刊誌『みんぱく』(2023年8月号)様に寄稿させていただきました。

〜「人々は嘘をついているのではなく、「あえて真実を語らない」。いや「語れない」のだ。それが、このシリアを生きなければならない彼らからの、見えないメッセージなのだ。〜(文中より)

(『月刊みんぱく』「特集 政治的なるものと不条理の超克」国立民族学博物館 発行(2023年8月号))

(「これが、あのパルミラ・・・」小松由佳)

当初、原稿執筆テーマとして伝えられていたのは、「独裁下を生きる知恵」。世界各国の独裁政権下で、人々がどのように生きてきたか、生きているのかについて特集するということでした。私はこの10年ほど、シリア難民の取材を行ない、また昨年2022年には、11年ぶりのシリア国内取材に入りました。そうした背景から、内戦状態のシリアについて、フォトグラファーとしての視点から書けることを、というお話でした。

依頼をいただき第一に感じたのは、このような深みのある内容を書かせていただけることへの僥倖、そして「なんという難しいテーマだろう・・・」ということでした。雑誌の発行元が「国立」博物館であるため、そのバックにあるものを考えると、内容に大変気を遣いました。というのも、事実は事実として示しながらも、政治的な中立性を持たせなければならないからです。

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「トルコ・シリア大地震 被災地取材 オンライン報告会(8月22日開催)」の録画視聴について

8月22日、6月に行ったトルコ・シリア大地震の被災地取材のオンライン報告会を行わせていただきました。

以下は、報告会をレコーディングしたデータとなります。ご自由にご視聴ください。
なお、すみませんがこちらのデータのインターネットへの投稿や第三者へのシェアはご遠慮いただきますよう、お願いいたします。

(こちらは、「小松由佳HP有料コンテンツ」の会員様は無料でご覧いただけます。その他の皆様は、視聴料1000円、または「困窮者枠利用で無料」でご利用いただけます。HPの「コンタクト」よりお問合せください)

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トルコ・シリア大地震の被災地取材 オンライン報告会について 

*日時:2023年8月22日 19:00〜21:00

*参加費1000円。ただし、HP有料会員、地震被災者支援金を下さった方、困窮している方などは無料。(HP有料会員の皆様には、直接zoomのURLをご連絡しております)

*こちらはzoomを使用したオンラインイベントです。報告会に入室する「招待URL」は、申し込み後にメールにてお送りいたします。

<はじめに> 

今年2月6日に発生したトルコ・シリア大地震。マグニチュード7.8の巨大地震とその後の余震により、多くの建物が倒壊し、両国で5万人強の犠牲者が出ました。それから4カ月が経った今年6月、被災地の状況を取材するためトルコ南部に向かいました。

主な取材地は、甚大な被害があったトルコ南東部のハタイ県アンタキヤや、避難者が多く暮らすレイハンルです。これらの街で、特に地震で被災したシリア人の状況を取材しました。

地震大国の日本に暮らす私たちにとっても、地震被害は決して遠い国の出来事ではありません。被災地で目にしたこと、感じたことを是非皆様と共に共有させていただけたらと思い、オンライン取材報告会を企画しました。ぜひご参加ください。

<お申し込み先> https://peatix.com/event/3673916/view

230805 ガズワーンと階段のコピー トルコ・シリア大地震の被災地取材 オンライン報告会について  トルコ・シリア大地震の被災地取材 オンライン報告会について 
(地震によって倒壊した家を案内いただく。トルコ南東部クルクハンにて)

<取材報告会の要旨>
・大地震の発生
・被害状況
・倒壊したかつての家と被災者
・シリア人とトルコ人の支援格差
・シリア人被災者キャンプ、ケーンンマウラーキャンプ
・被災者をとりまく現状
・地震の教訓を考える

以上、よろしくお願いします。

信濃毎日新聞様に寄稿させていただきました

長野県の新聞社、信濃毎日新聞様に、6月の地震被災地取材の内容を2回に分けて寄稿させていただきました。取材内容を多くの方々に知っていただける素晴らしい機会をいただき、大変光栄なことでした。

「トルコ・シリア大地震 被災地はいま」〜重なる苦難〜 「上」・「下」

(信濃毎日新聞 2023年7月28日)

(信濃毎日新聞 2023年8月2日)

今後もこのようなお仕事をたくさんやらせていただけるよう、努力したいと思います。

*新聞への寄稿について裏話

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八王子市「多文化共生写真展」に出展します

8月6日(日)の 10時〜16時、八王子市にて行われる「多文化共生写真展」に出展します。

こちらは、京王線八王子駅から徒歩3分の(JR八王子駅からは徒歩5分)、「東京たま未来メッセ」で開催されるイベントで、様々な国の文化を写真展や文化交流から体感するという企画です。お土産品やお茶の試飲などのコーナーもあるようです。

私は「トルコ・シリア」の企画展示で参加し、6月のトルコ・シリア地震の被災地の写真、昨年のシリア取材で目にした破壊されたパルミラの写真、シリア難民の写真の三つを展示します。また、国際理解を深めるためのイベントとのことで、大人向け・子供向けクイズも行います(景品もあり)。

おりしも8月6日は、八王子駅近くの甲州街道で行われる伝統行事「八王子まつり」の最終日です。ぜひ祭り見物と併せて、こちらの展示にもお越しください。当日、私は会場に在廊しております。

(以下、詳細です)

https://hachikomi.genki365.net/G0000533/system/event/5483.html

image 27 トルコ・シリア地震 取材報告会のお知らせ トルコ・シリア地震 取材報告会のお知らせ

トルコ・シリア地震 取材報告会のお知らせ

6月に行った、トルコ側の地震被災地の取材報告会のお知らせです。この取材では、被災者の方々のお話から、災害時の教訓について大変考えさせられました。

こちらの取材報告会は、探検家・医師の関野吉晴さんの連続講座「地球永住計画」にてやらせていただきます。最初に私からご報告し、その後関野さんと対談をします。人間として尊敬している関野さんとこうした企画をやらせていただけることが大変光栄です。

当日参加できない方のために、後日のオンライン視聴もございます。是非多くの皆様にご参加いただきたく思います。よろしくお願いします。

以下、ご案内、お申し込み先です。

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「地球永住計画 講演 〜賢者に訊く〜 小松由佳×関野吉晴」
【日時】2023年8月3日(木)19時00開始
※ 約120分で終了の予定ですが、質問への回答などによって若干延長されることがあります。
※ トイレ休憩や途中退席、退館など全く問題ございませんので各自自由に行ってください。
【会場】
武蔵野プレイス 4階 フォーラム(JR中央線 武蔵境駅より徒歩2分)

「地球永住計画 公開会場講演 〜賢者に訊く〜」
小松由佳(フォトグラファー)×関野吉晴(探検家・医師)
https://sites.google.com/site/chikyueiju/gakuen/daigaku/2023/komatsu2023

▼会場講演参加チケット(当日会場受付にて1500円を現金でお支払いください)

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012ew13x1b631.html
https://ws.formzu.net/dist/S110083468/

▼オンデマンド収録配信 視聴チケット(オンライン決済1000円)(8月19日配信)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/015b9n3c1b631.html
https://chikyueiju-komatsu2023.peatix.com

ー講座概要ー

トルコ南部のシリア国境近くで2月6日に起きたマグニチュード7.8の地震やその後の大きな揺れにより、トルコとシリアの両国で大きな被害が出て、死者数は約六万人近くに及んだ。
小松由佳さんは以前から被災者への救援活動を行なって来ました。6月初め、それ以降の呼びかけで寄せられた救援金を持って、彼女の親族をふくめて、シリア難民の多く住むトルコ南部に向かった。そこで、地震被災者のキャンプに寝泊まりして、インタビューを重ね、6月末に帰国しました。今回は、その帰国報告会です。身体を張って見たこと、聞いたこと、感じたことを話して貰います。(関野吉晴記)

▼以下、小松由佳のコメント。
今年2月に発生したトルコ・シリア大地震。マグニチュード7の大きな揺れが2回発生し、両国で6万人近い犠牲者が出ました。それから4カ月が経った今年6月、被災地の状況を取材するためトルコ南部に向かいました。

大きな被害があったハタイ県アンタキヤでは、瓦礫の山になった高層マンションの跡地など、あまりの惨状を前に、言葉が出ませんでした。
毎年シリア難民の取材をしているシリア国境の街レイハンルでは、被災者キャンプに寝泊まりしながら人々のお話を聞きました。地震がどのように起き、どのように避難したのか。家族の一員や、生活を失った人々が、これまでをどのように過ごしてきたのか。

トルコ南部地域には2013年以降流入した多くのシリア難民が暮らしており、彼らの多くがこの地震で被災しました。現地では、トルコの法によって守られることのないこうしたシリア人被災者の苦境がますます深刻化しています。
取材では、地震大国の日本に暮らす私たちにとっても、災害時の教訓として心に留めるべき多くの気づきがありました。被災地や被災者たちの現状から、私たちにとっても共通する課題として、皆様と共に考えさせていただけたらと思います

(プロフィール)
小松由佳     こまつ・ゆか
1982年秋田県秋田市生まれ。ドキュメンタリーフォトグラファー。
米農家だった祖父母が田んぼで働く姿を眺めて育ち、近郊にそびえる秋田市の名山、太平山(1170m)に幼少時より憧れを抱く。高校登山部
にて初めて太平山に登り、山の世界に魅了される。
東海大学山岳部にて本格的な登山を学び、2006年、“世界で最も困難な山”と称される世界第2の高峰K2(8611m/パキスタン)に日本人女性として初めて登頂(東海大学山岳部 OB隊)。植村直己冒険賞受賞(2006年)。
次第に、風士に根ざした人間の営みに惹かれ、草原や沙漠を旅しながらフォトグラファーに転向。2008年よりシリアを撮影するも、2011年からのシリア内戦で人々の境遇の変化を目撃し、2012年よりシリア内戦・難民を取材。近年は3歳と6歳の子供連れで、「子連れパニック取
材」を行なっている。
著書「人間の土地へ」(集英社インターナショナル/2020年9月)にて、第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。2022年、第11回モン
ベル・チャレンジ・アワード受賞。シリア人の夫と二人の子供と東京都在住。公益社団法人 日本写真家協会会員。

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以上、皆様のご参加をお待ちしております。

またこちらとは別に、オンライン報告会の日程は、8月上旬に予定しており、まもなく決定いたします。以上、引き続き、よろしくお願いします。

小松由佳(2023年7月18日)

NHK Eテレ『こころの時代〜宗教・人生〜』にて、私の出演回が再放送されます

NHK Eテレ『こころの時代〜宗教・人生〜』にて、私の出演回が再放送されます。

「生きる根を見つめて」 再放送:2023年7月8日(土)13:00〜14:00 (初回放送日:2022年8月28日)

https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/E2JRQNVRR2/

取材いただいたディレクターより、「こんなに言葉を語れるNHKの番組は他にはありません」と聞いていたこの番組。昨年のトルコ取材前に収録いただきました。なぜシリア難民を取り続けるのか。自分の人生にとってそれはどういった意味があるのか。インタビューいただきながら、私自身も気持ちを新たにしました。ぜひご覧ください。

(2023年7月5日)

あっという間に取材の日々が流れ、帰国してしまいました!(2023年7月5日)

6月中旬に取材の様子を投稿してから、その後の取材の経過を更新できないまま、6月末に帰国日を迎えてしまいました!涙

この取材では、現地から皆様に状況をレポートするのを楽しみにしていました。しかし取材の半ば頃から、だんだんと記事を更新する余裕がなくなってしまいました。

体調を崩しがちとなったことや(腹痛が続いた)、自由に動き回る子供たちのパワフルさにすっかりくたびれてしまい、とにかく日々、人に会い、話を聞き写真撮るという、やるべきことを続行するだけでいっぱいいっぱいになってしまいました。現地からコンスタントに、取材の様子をご紹介できなかったことが本当に残念です。

子供たちを元気に日本に連れ帰らねば、という責任感でトルコでは動いていましたが、帰国してからはどっと疲れが押し寄せ、数日間グッタリしました。このところ、ようやく回復してきたところです。

(シリア国境に程近いハタイ県レイハンルのケーンマウラーキャンプにて、テントに寝泊まりしながら取材。二人の子供たちは現地の子供たちと毎日倒れるまで走って遊んだ)

取材中は、地震被災者のキャンプで寝泊まりし、被災者の方々からお話を聞いたりと、忘れられない印象的なエピソードがいくつもありました。現地からのレポートができませんでしたが、帰国したからこそじっくりと、こうした取材中のエピソードをご紹介できたらと思います。

さて、帰国してホッとしましたが、これからが正念場です。報道が少なくなってきた地震被災地の現状について、多くの方々に引き続き関心を持っていただきたく、雑誌や新聞などに寄稿させていただく予定です。

本日はひとまず帰国のご連絡でした。更新がないことで皆様にもご心配をおかけしたかと思います。申し訳ありませんでした。

(主要な取材地であるトルコ南部ハタイ県レイハンル。この街の地震被害はさほど大きくなかったが、被害が大きかったアンタキヤなどから多くの被災者が避難している)

(ここからは裏話です)

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トルコ側の地震被災地へ、取材に出発しました!(2023年6月3日)

8D25E099 1670 4195 BAC3 7B5C7365154F トルコ側の地震被災地へ、取材に出発しました!(2023年6月3日) トルコ側の地震被災地へ、取材に出発しました!(2023年6月3日)
(成田空港にて出発直前。行ってきます!)

6月1日、トルコ・シリア大地震のトルコ側の被災地の取材のため、成田空港を出発しました。今回の取材期間は約一ヵ月です。

トルコ側の被災地には、夫の親族や知人がシリア難民として暮らしており、多くが被災。地震後、生活状況が一変しました。倒壊した建物の下敷きになり亡くなった知人、トルコ人による差別や物価の高騰に疲労し、より生活費がかからいシリアへと移動した知人もいます。こうした人々のこの4カ月間を、丁寧に取材する予定です。

折りしも5月28日には、トルコ大統領選の決戦投票が行われ、20年の長期政権を維持するエルドアン大統領の続投が決まりました。

対した野党6党の統一候補クルチダルオール氏とは接戦で、最後までどちらが勝利するか分からない選挙戦でした。大きな争点となったのは、トルコに大量に流入したシリア難民をめぐる処遇です。シリア難民のシリア帰還政策実施は必要だという主張は両者に共通しているものの、クルチダルオール氏はより強硬手段を提起していたことから、もしエルドアン氏が勝利しなければ、多くのシリア難民は強制的にシリアに帰されるかもしれない、という局面でもありました。

今回、エルドアン大統領の続投が決まり、シリア難民として現地に暮らす親族や知人たちから、「とりあえずはホッとした」という声を聞いています。

しかし国内では、難民への排斥感情がかつてないほど高まり、通貨安や高インフレで経済の混乱が続いています。トルコ社会の最底辺層であるシリア難民の立場は決して穏やかではありません。

こうしたコロナ禍、大地震、そして大統領選を経た彼らの現在を、一人一人のエピソードを綴ることで発信していきます。

また、地震によって被災したシリア難民への生活支援金を2月から集めさせていただき、皆様からのたくさんのご支援を現地に送金してきました。今回は、手元にある¥722.000(2023年6月2日現在)を持参し、私が直接、被災した方々に受け渡しいたします。皆様の暖かいお気持ちをありがとうございました。

もしまだ、地震で被災したシリア難民への支援を送りたいと思われる方がいらっしゃいましたら、現地でも支援金をATMで引き出してお渡しできます。以下にお振込先を書いておきます。

【地震で被災したシリア難民への支援金 お振込先 】

三井住友銀行

八王子支店

普通

8553199

コマツ ユカ

また今回の取材は、地震発生からあまり時を経ず、被災地を取材したく計画しました。本来は2月の地震発生後、すぐに現地へと赴きたかったのですが、取材費捻出と子供たちの保育園、小学校の準備があり、タイミングが整いませんでした(そのため、地震後は被災地への支援金集めに奔走することで、これが今の自分の役割だと考えました)。今回、なんとか現地への取材に出ることができ、多くの皆様に活動を支えていただいていることに感謝をしつつ、その分しっかりと取材をしたいと気持ちで身を引き締めております。

とにかく現場に立つこと。人に出会い、見て、感じて、考えること。そして一枚一枚、写真を撮ることを努力します。では行ってきます!

A921AD4B D8BF 4C69 A142 6778F18FED20 トルコ側の地震被災地へ、取材に出発しました!(2023年6月3日) トルコ側の地震被災地へ、取材に出発しました!(2023年6月3日)
(いつの間にかすっかり成長した二人の子供たち。7歳の長男サーメルと、5歳の次男サラームは、共に小さなスーツケースを自分で引っ張り、荷物運びをお手伝いしてくれるようになった)

▼取材の詳細を「小松由佳HP 有料会員コンテンツ」にて発信していきます!

https://yukakomatsu.jp/membership-join/

(こちらは小松の活動を応援いただくための月額1000円のサイトです。今回の取材の経過や裏話、葛藤などをたくさんの写真を交え、より詳細にご紹介していきます。是非、ご登録のうえ応援をよろしくお願いします)

(2023年6月2日)

拙著『人間の土地へ』が、大学入試問題で使用されました(2022年5月23日)

拙著『人間の土地へ』(集英社インターナショナル/2021年)が、なんと今年3月の亜細亜大学様の入試問題の「小論文試験」にて使用されました。

こちらは亜細亜大学様の「入学試験問題 過去問題」として今後公開されるとのこと。入試問題に使っていただけたことは、大変光栄な機会でした。それにしても、なんと難しい問題でしょうか。著者の私も(2)はうまく書けそうにありません。

この試験問題は以下よりダウンロードできます。お時間が許す方は、是非解いてみてください。

申請書-5

申請書-6

(2023年5月23日)

6/1〜6/28まで、トルコ側の地震被災地へ取材に向かいます(2023年5月23日)

トルコ・シリア大地震の発生からまもなく4カ月。被災地の報道が少なくなってきました。その後、地震被害に遭った人々がどのように暮らしているのか、なかなか情報が届かなくなり、また皆様からご支援を集めさせていただき、届けさせていただいたことに対して、その後の状況を伝える責任も感じるようになりました。

現地では急速に復興が始まっており、状況があまり変わらないうちに現地を取材したく、この6月に地震被災地のトルコ側へ取材に向かうことにしました。期間は6月1日から6月28日です。

今回も頭を悩ませたのは子連れの問題です。なにしろ長男は小学生になったばかり。本人には申し訳ないのですが、この間の長男のお世話をする人が身近にいないので、今回も取材へ連れることにしました。その分、取材は短期間で行います。そんなわけで、二人の子供を連れ、6月1日から28日まで取材に行ってきます。地震被災地の現状と、主にシリア難民コミュニティでの人々の暮らしの変化を見つめてきます。

取材後は、記事や写真を新聞紙や雑誌などのメディアにて発表させていただけたらと思っています。昨年の長い取材からあまり時が経っていないこともあり、経済的には辛いところですが、世界が動いている現場に立ち続けたいと思います。また取材の様子は、以下のページにてご報告していきます。

「Coverage of Syrian refugees 2023」

https://yukakomatsu.jp/category/coverage-of-syrian-refugees-2023/

以上、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(2023年5月22日)

トルコ・シリア大地震の被災者への緊急支援金送付についてご報告(2023年5月23日)

今年2月6日に発生したトルコ・シリア大地震では、両国合わせ、5万6千人超の死亡が確認されました。これまで足繁く取材に通ってきたトルコ南部地域が大きな被害を受け、親族や知人も多数被災したことから、私も個人的に緊急支援を集めさせていただきました。

トルコ側、シリア側には夫の親族が難民として暮らしていることから、彼らを窓口に、地震被害を受けたシリア難民の被災者に、支援金を送り、配布させていただきました。2023年5月23日現在まで、総額¥5.185.394を現地に送付させていただくことができました。

こんなにたくさんのご支援を皆様からいただき、被災地したシリアとトルコの現地へと届けさせていただきましたことをお礼申し上げます。皆様のご協力をどうもありがとうございました。

今後も、写真活動を通じ、人と人とを繋げていくことをしていきたいと思います。

また最近でもちらほら地震被災地へのご支援が届き、私の手元には¥569.484(2023年5月22日時点)の支援金が集まっています。

こちらは、今年6月に地震被災地への取材に向かいますので、私が責任を持って被災者に直接お渡しいたします。以上、ご報告させていただきました。

(2023年5月23日)

シリア在住の兄たちに地震支援金を配布いただきました 〜バーセル兄による現地レポート〜

(こちらの記事は、最後の<裏話>まで、一般の方にも公開しています)

2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の支援金について、本当にたくさんの方々から温かいご支援をいただきました。3月17日現在までにいただいたご支援の総額は、¥5,185,394です。現在、そのほとんどを現地に送付中で、¥2,884,000分は、配布が完了しています。そのほかは配布中です。

これらの支援は被災地のトルコ側とシリア側に折半してお送りしました。シリア側では被災地が政治によって分断され、国際支援が入りにくい状況ですが、シリア在住の二人の兄が支援金配布に協力してくれました。

シリア、パルミラ出身の私の夫は16人兄弟の末っ子で、上には11人の兄がいます。夫の家族のほとんどがトルコ南部に難民として暮らしていますが、シリアには二人の兄とその家族が残っています。一人はトルコ軍が占領するアレッポ県アル・バーブに暮らすアブドュルラティーフ兄、もう一人はクルド勢力統治下のラッカ県ラッカに暮らすバーセル兄です。

(中央で下を向いているのがアブドュルラティーフ兄。2009年、パルミラの自宅にて。小松撮影)

アレッポ県アル・バーブに暮らすアブドュルラティーフ兄は、内戦以前はパルミラで家屋の不動産業を営んでおり、性格も真面目で真っ直ぐ。兄弟の中でもかなり硬派(兄弟は全員硬派でしたが)な人物でした。道で見かけた女性に四年間片思いした末に結婚したというエピソードも。2016年以降、家族のほとんどがトルコに逃れていきましたが、アブドュルラティーフ兄はシリアから出ることをせず、トルコ側にシリアの食料品の輸出の商売をすることで生活を維持しています。兄が販売するシリア産のオリーブオイルやザクロの濃縮液、ナスの油漬けなどは、トルコで難民になったシリア人の間でもかなり需要があるらしく、商売はうまくいっているようです。

(バイクに乗り、沙漠へラクダの放牧に向かうバーセル兄。2009年、パルミラにて。小松撮影)

(ラクダの放牧中、昼食を食べながらふざける男たち。左側がバーセル。右端のサーメル兄が、友人のハーレッドの顔に、豆のディップをつけ始めた。サーメル兄もハーレッドも2012年に民主化デモに参加して逮捕され、今も行方が知れない。2009年、パルミラにて。小松撮影)

バーセル兄は、パルミラで家業にしていたラクダの放牧の仕事を、今も続けている唯一の兄です。暮らしているのはクルド勢力統治下のラッカ県ラッカ。かつてはイスラム過激派ISの首都となり、ISによる恐怖政治が行われていた地ですが、現在はクルド人の統治下、比較的安定した状況とのことです。

今回、その二人が、皆さまからの支援金をシリア北部および北西部の被災者へ配布しました。以下、そのレポートになります。

バーセル兄からの現地レポート

(3月15日に電話取材をした内容です。バーセル兄は被災地に支援を届けてラッカに帰ってきてから、しばらく沙漠にラクダの放牧に出ており連絡が取れず、お話を聞くのが遅くなりました)

・・・簡単に自己紹介をしてください

私は普段、シリアのラッカ県ラッカに妻や子供たちと暮らしています。仕事はラクダの飼育・放牧業です。ラッカは現在、クルド勢力の統治下にあって政情は比較的安定しています。ここでは地震の被害はありませんでしたが、日本からの支援金を被災地に届けるため、シリア北部のアレッポ県アル・バーブ、北西部イドリブ県に2月末から数日間行ってきました。

・・・支援金を届けた被災地は?

アレッポ県のアル・バーブ、ジェンディレス、アフリンと、イドリブ県のダーナ、サルマダです。

最初に、アレッポ県アル・バーブに向かい、そこに暮らす兄のアブドュルラティーフと合流しました。アル・バーブは地震の被害があまりなかったのですが、被災地から多くの住人がここに避難しています。まず彼らに支援を渡しました。

それからアレッポ県、イドリブ県に行きました。最も被害がひどかったのがアレッポ県のジェンディレスでした。現地では、地域の人々と相談しながら支援金を配布しました。

(左からラッカ、アル・バーブ、ジェンディレス、サルマダ)

(左上の渦状マークが震源地。赤丸は、建物の倒壊被害が激しかった場所。まさにシリア・トルコ国境付近がその被害が大きかったことがわかる)

・・・およそ何家族に支援金を配布できましたか?

およそ80家族です。地震で父親や母親などを失くした3人家族から、子供がたくさんいる8人家族まで人数はさまざまですが、およそ80家族、大体450人ほどに支援金を配りました(日本円にして大体¥10000〜¥15000の範囲で配布いただきました)。

・・・シリアでは、配布した支援金はどのような用途に使われますか?

全てが不足しているので、何にでも使われます。ここでは地震で全てを失った人々がたくさんおり、衣類や食料、毛布、暖をとるための燃料費、テントを買うための資金として使われたようです。

・・・被災地ではどのように人々が暮らしていますか?

被災地ではほとんどの住人がテントか、平屋の建物が、建物の軒下部分で生活しています。被災地の多くの建物にヒビが入っていて、住み続けるのが不安ですし、それ以上に地震が再び来ても、建物の下敷きにならないように注意しているのです。

2月6日に起きた地震は、あまりに突然のすごい地震だったので、皆、今も地震を恐れています。多くの子どもたちや女性が、いつ地震が起きるかもしれない恐怖でよく眠れず、食欲が戻らず、トラウマになっています。

私が訪ねた被災地の中で最も悲惨だったのが、クルド人が多く暮らしていたアレッポ県ジェンディレスでした。ここではかなりの建物が倒壊しました。瓦礫の山がえんえんと続く光景を目にして、ここで起きたことが信じられず、目を疑いました。たくさんの死者が出ましたが、まだ遺体の捜索が続いています。重機が少ないので、捜索はまだまだ終わらないでしょう。この街では生き残った人々も怪我人が非常に多く、手足を失くした子どもたち、若者、老人たちをたくさん目にしたことが忘れられません。

ジェンディレスやアフリンなどのアレッポ県の被災地では、みんなテント暮らしでしたが、彼らは人生で初めてのテント暮らしのようで、何から何まで苦労していました。自分たち家族はパルミラの砂漠で生まれ育ったので、幼い時からテント生活を体験していて、テントでの生活の心得もありますが、そうした経験の全くない人々が突然テントで暮らすのは大変なことです。

(3月1日、アレッポ県ジェンディレスでの捜索活動の様子。アブドュルラティーフ兄が撮影)

・・・シリアでは国際支援も入っていましたか?

はい。NGOが人々にテントや食糧を配布しているのを見ました。しかしその量はわずかで、十分な量ではありませんでした。シリア側では、地震の被害の規模に対して、支援は驚くほど少なく、全てが全く足りていません。私はSNSでトルコ側の被災地に大規模な支援が入っている様子をいつも見ていましたが、シリアでは同じではありません。被災地の人々も、そうした状況を嘆いていました。

・・・現地で今も必要とされているものは何ですか?

やはり生活を維持していくためのお金です。地震で家や仕事を失い、これからどうやって暮らしていけばいいか途方に暮れている人々がたくさんいます。地震で手足を失ったりと、重傷を負った人々でさえ、必要な医薬品を買えずにいます。また食糧、燃料などがほとんどの人々にとって常に不足しています。

・・・トルコからシリアへと移動してくるシリア人を目撃しましたか?

はい、たくさん見ました。シリア側では国際支援こそ少ないですが、物価はトルコ側に比べて安く、またここにいるのは同じシリア人なので、同胞として助け合いの精神が強く、トルコにいるよりも暮らしやすいです。ただイドリブ県では空爆の危険もあります。しかしそれ以上に、今、家族の生活を維持できるかどうかが大事です。シリア人はもう、そこまで追い込まれているのです。

・・・追加でシリアの被災地に支援金を送りたいのですが、あなたにまた届けてもらえますか?

光栄な仕事なのですが、次回は難しいかもしれません。今回、自分が暮らすラッカ(クルド勢力統治下)から、アレッポ県(トルコ軍占領下)、イドリブ県(反体制派勢力統治下)と、それぞれの支配地域をまたいで移動するのが本当に大変で、移動のための証明書を作ったり、提示したりとトラブル続きでした。ラッカからアル・バーブもイドリブもそう遠くはないのですが、支配勢力が違い、それぞれ仲がとても悪いので、移動制限が厳しく、私たちに自由はないのです。

・・・移動制限が厳しく、自由がなくともあなたがシリアで暮らし続けるのは何故ですか?

シリアはトルコに比べて生活水準が落ちますが、なんといっても自分が生まれた国で、自分たちの文化で暮らすことができます。ラッカは以前はIS(イスラム過激派組織)の首都になり、恐怖政治のもとで苦労もしましたが、今は情勢は比較的落ち着いています。ただクルド勢力支配下なので、クルド人が優遇されています。まあ、ラクダを飼って、砂漠で放牧をして静かに暮らす分には問題ありませんが。

・・・今回、危険を冒して被災地まで支援金を配布しに行ってもらい、大変助かりました。

どういたしまして。こちらこそ、シリア人のためにたくさんの支援を送ってくれた日本の人々に、どうもありがとうと言いたいです。本当にありがとうございました。

(支援金を配布した男性と周囲の様子。3月1日、アレッポ県ジェンディレスにて、アブドュルラティーフ兄が撮影)

▼上の動画の翻訳文

アブドュルラティーフ兄:こんにちは。私たちはジェンディレスにいて、アブ・ムハンマドさんと一緒です。地震の後、彼の家は倒壊してしまいました。何が起こったのか教えてもらえますか?

アブ・ムハンマド:地震が起きたとき、私たち家族は寝ていましたが、急いで家から出て外に逃げました。朝の4時15分頃のことでした。 私たちが庭に立っていると、家が入っていた建物が倒壊しました。ここに住んでいたアラブ人とクルド人の半分が亡くなってしまいました。どうか神のご慈悲がありますように。

この男性は(アブドュルラティーフ兄のことか)、地震で生き残った人々への支援を持ってきてくれ、分配するように話してくれました。私たちは大変感謝しています。神がその行為に報いてくださいますように。あなたたちのような人々がたくさんいるように祈っています。どうもありがとうございます。

<最後にひとこと>

この地震では、取材で出会ってきたシリア難民のほとんどが被災したため、彼らのためにできることをしたいと支援金集めを始めました。たくさんの方々からご賛同いただき、現在まで¥5,185,394ものご支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

さらにこの支援金の日本からの送付、現地での受け取り、配布については、日本に暮らすシリア人や、現地のシリア難民の親族や知人に活動を支えていただいています。

シリアではバーセル兄たちが、トラブルに見舞われながら異なる支配勢力間を通過し、イドリブでは空爆の危険もある中、受け渡しに協力してくれました。またトルコ側では、夫の家族12人が、家事や仕事の合間を縫い、支援金の受け取りのために銀行の窓口に並んでくれました(トルコに暮らすシリア難民は、一度に受け取れる額は1ヶ月一人当たり約¥170000までと規制があるため)。また日本に暮らすシリア人の知人が、手数料がかからない国際送金の方法を提案してくれ、その方のアラブ系銀行の口座から、一度ヨルダンの夫の兄の口座を経由して、シリアやトルコに送金するという方法が実現しました。

支援金をお送りくださった皆様、また支援金の受け取りや配布に協力してくださったたくさんのシリア人の親族・知人のご協力により、これらの支援が多くの被災地の家族のもとに届いています。引き続き、この活動を報告していきたいと思います。皆様、どうもありがとうございました。

<ここからは裏話です>

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