トルコ・シリア大地震の緊急支援として、集めさせていただいた支援金を、現地在住の信頼できる親族や知人を通し、現地のシリア人ネットワークから配布させていただいています。トルコ側ではシリア人は困窮層が多いこと、またシリア側の北西部イドリブ県は反体制派遅配地域であり国際支援が入りにくい地域であるため、シリア人を対象にピンポイントで必要な支援をお届けしています。以下は現時点までの支援金の送付状況になります。
*どの地域にいくらの支援金が配布されたか、現在集計中です。追ってご報告いたします。
<送金日・金額>
2月15日 送金 ¥515,000 トルコへ
2月17日 送金 ¥507,000 シリアへ
2月21日 送金 ¥507,000 シリアへ
2月22日 送金 ¥507,000 トルコへ
2月27日 送金 ¥338,000 トルコへ
3月7日 送金 ¥510,000 トルコ・シリアへ
〜 送金総額 ¥ 2,884,000 〜
<送付先>
●トルコ南部ガズィアンテップ県ガズィアンテップ県ガズィアンテップ・及びその近郊
・16家族87人(人数はおおよその数。倒壊家屋が多く、シリア人はテントが足りていない状況)
( 配布者 ワーセル・アブドュルラティーフ / アブドュルマリク・アサド )
●トルコ南部オスマニエ県オスマニエ
・1家族4人(貸家が被害を受け、失職し困窮している家族への支援)
( 配布者 ワーセル・アブドュルラティーフ )
●トルコ南部ハタイ県アンタキヤ
・6家族28人(人数はおおよその数。市街地では大変被害が大きく復旧の見通しが立たないため、多くの住人が街から移動。シリア人はテントが足りていない模様)
( 配布者 アブドュルラフマン・モヘイミド )
●トルコ南部ハタイ県レイハンル
・21家族147人 (人数はおおよその数。アンタキヤからの避難家族が大変多い。シリア人はテント、薪・石炭・毛布などが足りていない)
( 配布者 アブドュルラフマン・モヘイミド / ムハンマド・サリーム )
●シリア北部アレッポ県ジェンディレス
●シリア北西部イドリブ県イドリブ
・38家族295人(人数はおおよその数。配布者はシリア在住の小松の夫の兄二人。全てが全く足りていないとの報告あり。国際支援があまり入っていない)
( 配布者 バーセル・アブドュルラティーフ / アブドュルラティーフ・アブドュルラティーフ )
<支援金の分配>
支援金の分配については、シリア難民として現地在住の小松の親族や知人が、シリア人ネットワークの繋がりから、困窮した家族を優先に行っています。金額は、その家族の生活状況に応じ、現地の判断に一任しています。
現地で人々に最も必要とされているのがテントです。トルコ側では、公的な支援が受けられず、今も路上で暮らすシリア人の家族がいます。テントの購入費はひと家族あたり日本円で約35000〜40000円ほど(地域により購入可能金額に差があり)かかり、多くが困窮世帯のシリア人にとり、自力での購入は非常に難しい状態です。支援金はテントの購入費として、また暖をとるための薪・石炭や毛布、食料など、生活維持をするための支援金として使っていただいています。
〜現地への支援金送付・配布は現在も進行中です。現地からの写真やレポートも、まもなくご報告させていただきます〜
2 Replies to “トルコ・シリア大地震 支援金の送付状況(2023年3月7日時点)”
あきた魁新報の下記記事を拝見しました。
遠い風近い風
[小松由佳]シリア・トルコの現実
とてもお忙しい日々でしょうが、何とぞお身体に気をつけて。
無理かもしれませんが、くたびれを起こさないように。
yukakomatu sama
konnitiwa
kyoudoutusin no kiji wo haikensimaita
riaruni ni kanjimasu.
ouen siteimasu !
minasama no gobuji to gokenkou wo kinen siteimasu!
toriisogi no eiru(ale)made
sapporo nagasawa
PS
MyPC huryou notame romaji ni nari sumimasen.
2023030812:20