『 The Japan Times 』にインタビューが掲載されます(2022年7月2日発行分)
英字新聞の『 The Japan Times 』7月2日発行分に、私のインタビュー記事が掲載されます。主にヒマラヤ登山のキャリアから現在までをインタビューいただきました。是非ご覧ください。
英字新聞の『 The Japan Times 』7月2日発行分に、私のインタビュー記事が掲載されます。主にヒマラヤ登山のキャリアから現在までをインタビューいただきました。是非ご覧ください。
お茶の情報サイト「CHAMART」様にて、シリアのお茶時間についての記事を掲載いただきました。
「シリアのお茶時間」
〜平和なときも、厳しい状況のときも、お茶の時間に憩うシリアの人々〜
CHAMART (チャマート)は、お茶の文化を発信する情報サイト。お茶の魅力、お茶を取り巻く環境について、さまざまな視点からの記事を掲載しています。
今回、シリア人のお茶文化の記事を掲載いただきました。びっくり仰天のお茶の作り方や、原料のこだわりなど、知られざるシリアのお茶の魅力を語ります!
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「さて、砂糖が溶けきってお湯が沸騰し、ヤカンの口からヒュー!っと白い煙が出てきたら、いよいよ主役の登場です。摘み取った茶葉そのものの形が残る、武骨でゴロゴロした茶葉を、ヤカンのお湯がすっかり隠れるくらい投入します。えっ、もったいないって?いえいえ、そんなことを言ってはいけません。シリア人はお茶づくりに妥協はしないんです。何しろこのお茶、みんなが集って楽しく過ごすために飲まれるお茶なんですから。」(「CHAMART サイト 記事本文より)
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お茶の情報サイト CHAMART
https://chamart.jp/archives/learn_world/syria/
(2022年6月11日)
「フォトグラファー小松由佳の対談シリーズ「今日もいい天気!」 ♯ 1 キクチタイキさん × 小松由佳 (2022年5月21日配信)
日頃から、様々な分野でその道を果敢に歩いていらっしゃる方々からお話をお聞きし、学びたく、『オーディオプログラム フォトグラファー小松由佳の対談シリーズ「今日もいい天気!」』を始めることにしました。
第一回目は、トルコ南部でのピスタチオのコーヒー(ブラウンピスタチオ・ラテ)の製造・販売を通し、シリア難民の自立支援活動を行う「Fease(フェアーズ)」代表 のキクチタイキさんよりお話を伺いました。
「世界をホッとさせる一杯を」〜ピスタチオのコーヒーでシリア難民支援〜 「Fease(フェアーズ)」キクチタイキさんの挑戦
(オーディオプログラムはこちらよりご視聴ください)
キクチさんのモットーは、「世界をホッとさせる一杯を」。事業を通したシリア難民の雇用や教育の支援だけでなく、商品を製造する人、受け取る人がそれぞれに幸せを感じられる商品を目指しているそうです。 現在のシリア難民の状況や、彼らが抱える課題も交えつつ、活動について伺いました。
キクチさんの活動を多くの方に知っていただきたく、このような対談をさせていただきました。「ブラウンピスタチオ・ラテ」は、この秋に商品化を目指しており、「ブラウンピスタチオ・ラテ」を購入することで、日本に住む私たちが、こうしたシリア難民の雇用創出の事業に協力させていただくことができます。
キクチさんは「ブラウンピスタチオ・ラテ」を商品化するためのクラウドファウンディングを最近まで行われておりましたが(https://camp-fire.jp/projects/view/548924?fbclid=IwAR2fGFM35c5qzrfMSNT87cGR9v7B6RzQnI9ODwGbU4acjxQucdLU_x485Rk)、引き続き、事業のサポートをいただける方々を募集しております。
皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
▼「Fease(フェアーズ)」への活動支援はこちらより
Paypay銀行 はやぶさ支店 003 口座番号:2283658 キクチタイキ
▼2022年6月30日までに¥2000以上のご支援をいただいた方には、「ブラウンピスタチオ・コーヒー」を郵送くださるそうです。その場合、以下のキクチさんのメールアドレス宛に、お名前と送り先ご住所をお送りください。
(キクチタイキ メールアドレス) kikuchi4940@gmail.com
また、キクチさんのfacebookでも、是非繋がっていただけましたらと思います。
(キクチタイキ facebook)
https://www.facebook.com/taiki.kikuchi.14
(こちらより検索ください→「菊地泰基」Taiki Kikuchi)
どうもありがとうございました。
秋田魁新報様にて連載の機会をいただき、「遠い風 近い風」というコーナーにエッセイを書かせていただきました。
1回目の今回は、15年ほど前の自転車旅の思い出について。人との出会いもそうですが、土地との出会いもまた一期一会。福島の報道を目にする度、あのとき出会った梨園のおばちゃんのことを思い出しております。
(2022年5月19日)
大変光栄なことに、この度、第11回モンベル・チャレンジ・アワードを受賞させていただくことになりました。
「モンベル・チャレンジ・アワード」とは、株式会社モンベル様が社会活動の一環として行なっている「チャレンジ支援」の取り組みであり、独創的なチャレンジに対し、計画段階からサポートし、失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢を応援するというものです。
多くの賞が、活動の実行後に評価されることが多いなか、この賞は計画段階でのサポートをいただけるという、大変珍しい光栄な賞です。
以下のリンク内の「受賞の言葉」にも書かせていただきましたが、私にとっての冒険は、自分にとっての“未知”に、信念と謙虚さをもって出会い続けていくことだと思っています。これからも、写真活動を通して人と人とを繋げ、新しい波が生まれるきっかけ作りができたらと思います。
大変光栄なことに、ウクライナ侵攻について寄稿させていただきました。以下、本文より抜粋です。
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「過熱する連日のウクライナ侵攻の報道を目にし、シリア難民を取材する一人として感じることがある。中東の一角で起きることと欧州の一角で起きることでは、世界を取り巻く危機意識も、人間の命の重みも、扱われ方が同じではないということだ。ロシアに対抗する西欧諸国の連帯の早さも、規模も、内容も、全てがシリアでのケースとは大違いだ。」
「それにしても泥沼の戦争を経験し、その苦しみを誰よりも知っているはずのシリア人が、報酬を求めて他国の戦争に加担する構図は、悲惨としか言いようがない。」
「他国に侵略した軍の一員としての責任は負うべきだ。だが同時に、こうした兵士たちが私たちとさほど変わらない人間であることを忘れてはいけないと感じる。彼らも誰かを愛し、誰かから愛される存在であり、家族や恋人など、帰りを待っている多くの人々がいるだろう。
そうした一人一人が、戦地に立ち、殺戮に加担しなければいけない戦争の狂気、構造の問題をこそ考えたい。その視点を失ってしまうとき、私たちもまた、戦争が引き起こす人間の分断に巻き込まれていくのではないだろうか。」
「写真家×SDGs 未来に手渡す写真」コーナーにて。
「イデオロギーは、ときに真実を覆うことがある。それに対し、生きた生身の人間がそこにいるという“存在そのもの”は、決して覆うことができない。語られることのない多くの人間の物語、その一つ一つに唯一無二の輝きがあること。そのありのままを、写真に切り撮っていく。それが、写真家としてこの世界に生きる挑戦だと信じている」(本文より)
大変光栄なことに、この度、日本最大の職業写真家の組織である「公益社団法人 日本写真家協会(Japan Professional Photographers Society, 略称JPS)」の正会員となりましたことをご報告させていただきます。
写真家としてまだまだ未熟ではあり、何より経済的なサバイバル状態ですが、この時代をいかに写し取っていけるかを問い続け、表現の道を突き詰めていきます。今後も活動へのご理解と応援とを、どうぞよろしくお願いいたします。
*公益社団法人 日本写真家協会
有料会員様向けにトークイベントを開催いたします。
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期日:3月30日(水)20:00〜22:00 zoomによるオンラインイベント
テーマ:「見えない入管問題を考える〜収容者の家族として〜」
ゲスト:カタクリ子さん(偽名・入管収容者 妻の会会員)
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小松由佳HPでは、有料会員様向けに月に一回のトークイベントを開催いたします。今月のトークイベントは、入管問題をテーマにした企画です。2021年10月の時点で、在住外国人労働者数は173万人、実に10年前の3倍近い数字に達しています。日本の深刻化する労働者不足を、こうした外国人労働者が担っている一方で、外国人の在留資格をめぐる問題も増えています。
特に在留資格のない非正規滞在者の外国人が、自国への強制退去令を受け、送還までの間に収監される入管収容施設(茨城県牛久市の「東日本入国管理センター」など)では、年々長期収容が常態化し、収容者への非人道的な扱いについて国際人権条約機関からも勧告を受けています。
本トークイベントでは、ガーナ人の配偶者が牛久の入管施設に二年間にわたって収容された経験を持つカタクリ子さん(偽名・入管収容者 妻の会会員)をお招きし、その経験をお話いただきます。現在、カタクリ子さんの夫はガーナへと強制送還され、家族はバラバラの状態です。夫の入管施設への収容が、家族にどのような日々をもたらしたのか、そこで感じた思いや課題、入管問題を知らない日本人に知ってもらいたいことなど、当事者の立場から語っていただきます。
▶︎カタクリ子さんについての記事(こちらはジャーナリストの志葉玲さんによるものです)
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20220222-00283233
イベントではまず、カタクリ子さんに1時間ほどのお話をいただき、その後は質問タイム、意見交換をしたいと思います。入管問題についての関心を深めるクリエイティブな時間となればと思います。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
またイベントのズーム情報は、イベント当日に有料会員の皆様にメールにてご連絡させていただきます。
また当日ご参加できない皆様も、後日、イベントの録画動画をサイトに公開いたしますので、そちらをご覧ください。以上、どうぞよろしくお願いいたします。
*こちらは小松由佳HPの会員様向けのイベントです。参加ご希望の場合、大変恐縮ですが、会員登録手続きを頂いてからのご視聴となります。よろしくお願いいたします。
<小松由佳HP 有料会員(月額1000円)のご案内について >
https://yukakomatsu.jp/membership-join/
小松由佳(2022年3月25日更新)
イラク、レバノン、シリア、クルディスタンを舞台にしたドキュメンタリー映画、「国境の夜想曲」。その名の通り本作は、国境地帯での人々の営みを、圧倒的リアリティと、光と影を印象的に捉えた美しい映像によって描いた作品です。
「国境の夜想曲」
https://bitters.co.jp/yasokyoku/
2022年2月11日より、全国ロードショー。気鋭のドキュメンタリー映画監督して知られるジャンフランコ・ロージ氏の最新作で、ヴェネチア国際映画祭にて三冠を受賞しています。
大変恐縮ながら、私も同地域を取材しているというご縁から、「国境の夜想曲」の感想を作品のサイトに寄せさせていただきました。どうぞご覧ください。
https://bitters.co.jp/yasokyoku/interview1.php
「国境の夜想曲」は、中東地域を舞台にしたこれまでの映画とは全く違った、新しいドキュメンタリーです。本作の素晴らしい点は、彼らが誰であり、どこに生きているのか、背景にある情勢や政治についての具体的な部分を語ることなく、ただ目の前に存在している人間の姿を圧倒的リアリティで写し出している点です。そうした点で、例え人々が政治やイデオロギー、民族によって分断されていても、カメラが捉えた人々はカテゴライズで分断されることなく、あるがままの人間として私たちに迫ってくるのです。ぜひ映画館での大画面での鑑賞をお勧めいたします。
(2022年2月2日)
http://umesao-tadao.org/11thpre.html
「梅棹忠夫・山と探検文学賞」は、日本における文化人類学のパイオニアである梅棹忠夫氏にちなみ、登山や探検活動をテーマとした作品に贈られる文学賞です。2021年5月に山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞したこの作品が、「未知の領域」へ挑むという点でも評価をいただいたことを大変光栄に思います。大賞の発表は2022年3月となります。
一週間という短い会期でしたが、2200人ほどのお客様にご来場いただき、2年ぶりの写真展が終了いたしました。ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。
母親と子供の関係性からシリア難民の状況を浮かび上がらせ、私たちが想像するという写真展。音声ガイドなどの新しい表現法も駆使しました。その試みは、写真表現の新しい行先を示してくれました。今後も見つめ続け、撮り続けたいと思います。
~2年ぶりの写真展開催のお知らせ~
小松由佳 写真展『 シリア難民 母と子の肖像 』
昨年は新型コロナの登場に経済的打撃を受け、ギャラリーでの写真展を開催ができませんでした。
今年もまだ不安定な中ではありますが、今年こそは表現の場をしっかり作りたいと写真展を開催させていただきます。
2021年11月以前のNEWS記事アーカイブは以下のリンクからご覧いただけます。