映画「国境の夜想曲」サイトにて、感想を掲載いただきました。

・・・どんな場所でも、どんな夜でも、必ず朝は来る・・・

イラク、レバノン、シリア、クルディスタンを舞台にしたドキュメンタリー映画、「国境の夜想曲」。その名の通り本作は、国境地帯での人々の営みを、圧倒的リアリティと、光と影を印象的に捉えた美しい映像によって描いた作品です。

「国境の夜想曲」 

https://bitters.co.jp/yasokyoku/

2022年2月11日より、全国ロードショー。気鋭のドキュメンタリー映画監督して知られるジャンフランコ・ロージ氏の最新作で、ヴェネチア国際映画祭にて三冠を受賞しています。

大変恐縮ながら、私も同地域を取材しているというご縁から、「国境の夜想曲」の感想を作品のサイトに寄せさせていただきました。どうぞご覧ください。

https://bitters.co.jp/yasokyoku/interview1.php

「国境の夜想曲」は、中東地域を舞台にしたこれまでの映画とは全く違った、新しいドキュメンタリーです。本作の素晴らしい点は、彼らが誰であり、どこに生きているのか、背景にある情勢や政治についての具体的な部分を語ることなく、ただ目の前に存在している人間の姿を圧倒的リアリティで写し出している点です。そうした点で、例え人々が政治やイデオロギー、民族によって分断されていても、カメラが捉えた人々はカテゴライズで分断されることなく、あるがままの人間として私たちに迫ってくるのです。ぜひ映画館での大画面での鑑賞をお勧めいたします。

                                        (2022年2月2日)

拙著『人間の土地へ』(集英社インターナショナル/2021)が「梅棹忠夫・山と探検文学賞」の最終選考作品に選出されました(2021年12月28日)

http://umesao-tadao.org/11thpre.html

「梅棹忠夫・山と探検文学賞」は、日本における文化人類学のパイオニアである梅棹忠夫氏にちなみ、登山や探検活動をテーマとした作品に贈られる文学賞です。2021年5月に山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞したこの作品が、「未知の領域」へ挑むという点でも評価をいただいたことを大変光栄に思います。大賞の発表は2022年3月となります。

写真展「シリア難民 母と子の肖像」が終了いたしました(2021年12月10日~16日 富士フォトギャラリー銀座にて)

一週間という短い会期でしたが、2200人ほどのお客様にご来場いただき、2年ぶりの写真展が終了いたしました。ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました。
母親と子供の関係性からシリア難民の状況を浮かび上がらせ、私たちが想像するという写真展。音声ガイドなどの新しい表現法も駆使しました。その試みは、写真表現の新しい行先を示してくれました。今後も見つめ続け、撮り続けたいと思います。


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写真展開催のお知らせ 「シリア難民 母と子の肖像」 2021年12月10日〜12月16日

~2年ぶりの写真展開催のお知らせ~
小松由佳 写真展『 シリア難民 母と子の肖像 』

昨年は新型コロナの登場に経済的打撃を受け、ギャラリーでの写真展を開催ができませんでした。
今年もまだ不安定な中ではありますが、今年こそは表現の場をしっかり作りたいと写真展を開催させていただきます。


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