本日11月26日、新刊『シリアの家族』の発売が始まりました!全国の書店様や、インターネットでもご購入いただけます。
*インターネット購入はこちらより
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-781773-7
発売初日の様子を見ようと、新宿駅東口から徒歩3分ほどの「紀伊國屋書店 新宿店」に行ってきました!
(ちなみに、全国の紀伊國屋書店での売上が、本の売れ行きの指標になるとのこと。皆様、近くまでお越しの際は、ぜひ紀伊國屋書店にてご購入ください)


『シリアの家族』を探し求め、店内をうろつくこと5分。ついに、拙著『シリアの家族』が並べられているコーナーを発見しました!
同じ棚の右上には、大変目を引くノンフィクション、『記者は天国に行けない〜反骨のジャーナリズム戦記〜』が!
周囲はライバルだらけです。
そんな、厳しい生存競争が繰り広げられる本屋の棚の上で、ピカピカのカバーをかけられ、並べられたばかりの『シリアの家族』。

自分の作品を前に、この本を書き上げていくまでのさまざまな紆余曲折が思い起こされました。
まるで、大切に育ててきた娘を嫁に出すような、なんとも言えぬ心境です。
「行ってらっしゃい!」「大事にされるんだよ!」と、一冊一冊に心の中で声をかけるのでした。そして、私もレジに並んで一冊購入。税込¥2450。

昨今の紙代の高騰もあり、値段的には決して安くはない本です。高級な本です。
しかし、この本を書き上げるまでの長い道のり、膨大な取材時間、そして内容にこめてきた思いを考えると、作者としては、正直なところ畏れ多くも決してべらぼうに高いわけではないと感じます。
ここに、私が出会ってきた大切な人々の物語を、祈るような思いで綴ってきました。
コロナの流行時も、ウーバーイーツ配達員生活をしながらも、不法移民となったシリア人たちを目にしながらも、トルコ・シリア地震の被災地でも、そしてアサド政権崩壊後のシリアでも、現場に立ち続け、人間を見つめることを信条に、取材を重ねてきました。
皆様に、是非この本を読んでいただきたいです。
そして、本の中のシリアの家族に、出会っていただきたいです。

難民となるということ。
故郷を失うということ。
人間とはどういう存在なのか。
私なりの思いを込めました。
皆様、『シリアの家族』をどうぞよろしくお願いします。
(2025年11月26日)