イスラエルとガザ、双方の報道姿勢から考える(2024年4 月11日)

昨年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスとの衝突は、4月7日で半年を迎えました。4月11日現在、ガザ地区では32,000人以上が死亡し、人々が飢餓に苦しむ深刻な人道危機が続いています。

かつての面影がなくなった、ガザの街

こちらは、この半年で壊滅的に破壊されたガザの街並みを、ドローンで撮影したロイター通信の映像です。以前の美しい街並みと、それとはかけ離れた現在の姿に、言葉もありません。

『美しかったガザ、今は面影もなく 戦闘開始から半年、街の様子をドローン映像で比較 ロイター映像ニュース 4/9(火) 17:58 Yahoo! JAPAN』

https://video.yahoo.co.jp/c/19762/a8d449d6565ccdf1e8c7d6b45ac8dedf9c7d9d8c                                                

(番組情報) パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから、今月7日で半年が経過した。戦闘前にガザ市およびガザ南部を撮影したドローン映像と、最近撮影されたものを比較すると、都市の破壊が大規模かつ広範囲に広がっていることが見て取れる。 ( 再生時間:1:13  配信期間:4/9(火) 17:58〜2030/12/31(火) 0:00 )

「現地メディアの伝え方」から考える

また、こちらは4月4日放送のNHK『キャッチ!世界のトップニュース』。イスラエルとパレスチナ双方の現状を、「現地メディアの伝え方」という観点から特集した番組です。大変に考えさせられるものでしたので、是非ご紹介させていただきたく思います。以下、私が番組の要旨と、考えていることをまとめたものです。

『NHK I【衝突から半年】イスラエルとパレスチナのメディア双方に取材 空爆で息子を失ったジャーナリストは… 望月キャスターが現地へ I 「キャッチ!世界のトップニュース」(2024年4月4日放送)』

https://youtu.be/E0fgjGU2UZI?si=f3DHEt5ej2txqJXu

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(番組要旨) イスラエルとガザのハマスとの戦争は、なぜ長期化しているのか。なぜ止められないのか。現地のメディアがどう行動し、それを現地の人々がどう感じているかを双方の側から考える。

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