写真展「Syria 12 .8」開催のお知らせ(3/26〜31)
昨年12月のシリア・アサド政権の崩壊を受け、東京・恵比寿にて、小さな写真展を開催いたします。歴史的局面にあるシリアの今を、皆様と共有できましたら幸いです。是非お立ち寄り下さい。 小松由佳写真展「Syria 12.8」 https://americabashigallery.com/syria128/
昨年12月のシリア・アサド政権の崩壊を受け、東京・恵比寿にて、小さな写真展を開催いたします。歴史的局面にあるシリアの今を、皆様と共有できましたら幸いです。是非お立ち寄り下さい。 小松由佳写真展「Syria 12.8」 https://americabashigallery.com/syria128/
2024年12月、シリアのアサド政権崩壊後に行った取材について、2025年2月23日、シリア取材オンライン報告会を行わせていただきました。 多くの皆様にご参加いただき、どうもありがとうございました。 以下のURLより、アーカイブ配信がご視聴いただけます。ぜひご覧ください。 また、オンラインではなく生
2024年12月に行いました、アサド政権崩壊直後の取材について、以下の日程で取材報告会を行います。こちらのNEWSへの反映が遅くなってしまい申し訳ありません。10人以上のお客様が集まるようでしたら、個人的に報告会もいたしますので、お声がけください。 ▼2月23日(日)19:00〜21:00〈オンライ
〝目を背けたい、だが背けてはいけない。それは事実なのだから・・・〟。 それが、この映画を見て感じた率直な思いだった。 通称〝シーザーファイル〟と呼ばれる、大量の写真記録の存在を、皆様はご存知だろうか。 それは、(かつてシリアの収容所で写真記録係だった)通称〝シーザー〟と呼ばれる人物によってシリアから
大変ありがたいことに、1月22日のNHKラジオ「Nらじ」に出演させていただきました。 番組では、「特集コーナー」にて13分間をかけ、先月のシリア取材についてお話させていただきました。是非ご視聴ください。以下、聞き逃し配信がアップされたものとなります。 1月29日20時までの配信となります。 ▼アサド
(こちらの記事は、引き続き、シリア取材の報告です) シリア中部の夫の故郷パルミラは、世界遺産パルミラ遺跡が残る、古代からのオアシスとして知られています。しかしこの14年間にわたる内戦状態の日々の中で、大きな混乱と破壊を経験した街でもあります。 2011年頃のパルミラの人口は約10万人とされていますが
(*こちらの記事は、一般の皆様にも公開させていただきます。写真は簡易編集・低画素のものです。) 2024年11月20日の午後のことです。シリア中部の街パルミラに突然、大小異なる二機の戦闘機が飛来し、大きな戦闘機から数発のミサイルが発射されたのです。その様子を、パルミラの住民たちは家の外に出て、大騒ぎ
「自分が生きているうちは、二度と故郷パルミラの土を踏むことはできないだろう」。そう話していた夫が、とうとう故郷に立つことのできる日がやってきました。 夫は2012年に脱走兵になった罪から指名手配を受け、アサド政権が倒れない限りは二度とシリアには入れない身だったのです。 ▼ 私の夫、ラドワン・アブドュ
(*注意 こちらの記事には、やや過激な内容が含まれています) (*こちらの記事は、一般の皆様にも公開させていただきます) 古来から交通の要衝として繁栄した、シリア中部の大都市ホムス。そのハールディーエ地区に、2024年12月19日、二人の男性を訪ねた。周囲には、崩れ落ちた高層住宅が延々と続き、この瓦
(*現在、アサド政権が崩壊したばかりのシリアに取材に入っています。こちらは取材した内容です。地方にいるためインターネットがあまり使えずにおります) シリアの首都ダマスカスの中心部にあるマルジェ広場。人々が賑やかに集うこの場所は、ここは二度にわたる〝殉教〟の地として知られています。 シリアがオスマン帝
(*注意:この記事には、やや過激な内容が含まれますので、ご注意ください) (*こちらの記事は、有料会員様以外にも公開させていただきます) シリアの首都ダマスカス郊外、人里から離れた小高い丘の上に、その刑務所がある。その巨大さは、遠方から見るだけでも確認できる。周囲では時折、羊の群れを連れた羊飼いの姿
(記事の更新スピードを重視したいため、この記事の写真は低画素・簡易編集で更新しています。写真の解像度が低く恐縮ですが、ご了承ください) 突然ですが、取材地をヨーロッパからシリアに変更しました。すでに16日にシリア入りし、取材を進めています。 今回、ヨーロッパで移民として暮らすシリア人の取材のため、イ
シリア人ならば、「サイドナヤ刑務所」の名を知らない者はいません。 首都ダマスカス郊外にあり、常時1000人以上が収監されていたとされるこの刑務所は、アサド政権による抑圧の象徴として、恐れられてきました。 2011年以降、シリアではアサド政権反対派を中心とする約13万人以上が政府軍によって拘束され、国
ロンドンに到着するなり、シリアのアサド政権の崩壊を知った今回の取材。すごいタイミングでヨーロッパ取材が始まり、ザワザワした心境で取材1日目をスタートさせました。 イギリスに着くなり、息子(8歳)が日本に帰りたいと言い出し、日本にいる夫(2012年にシリアから逃れた難民の一人)もシリアに帰りたいと言い
これは、歴史的瞬間になるのではないか!! 2024年12/7〜27まで、移民となったシリア人の今を取材するため、ヨーロッパ取材を行うことに。 まずはイギリスを目指し、12月7日に日本を出発。昨日8日朝に、韓国の仁川空港で乗り継ぎをしていたところ、「シリアのアサド政権が崩壊間近か」という驚くべき報道が
(こちらの記事は、有料会員以外の方にも公開の記事とさせていただきます。またこちらの内容は、難民として国を離れ、反体制派支持者である夫とその兄の意見であり、政権支持者とは全く異なった見解を持っているということを事前に付け加えさせてください) 12月8日現在、シリア情勢が重大な局面を迎えています。201
我が家では今、夫の兄のジャマールが居候中だ。普段、ただでさえ、シリア人の夫との日常がサスペンス劇場状態であり、二人の子供の育児はパニック状態だったが、ジャマール兄の居候によってパニック度合いはさらに高まり、しばらくただ日々を懸命に送ることにいっぱいいっぱいであった。以下は、その兄との生活を振り返って
今年10月7日、ハマスによるイスラエル越境攻撃から一年を迎えました。この一年のイスラエルによる軍事行動により、40000人を超えるガザの市民が死亡したとされ、ガザの人口200万人のうち約190万人が避難民となったとされています。 またこの戦争が始まって以来、ガザの住民67000人以上が餓死した可能性
レバノンでは先月(2024年9月)、ヒズボラの戦闘員が使用する通信機器が同時爆発し、民間人も巻き込んだ多くの死傷者が出ました。イスラエルによる関与が疑われていますが、さらにその後、ヒズボラ関連施設を狙ったイスラエルによる空爆や地上進行も始まり、レバノン南部や首都ベイルートを中心に、多くの民間人の死者
昨年10月からの、イスラエルとハマスとの衝突に続き、この9月17日以降、レバノンで起きていることは、中東全土を大きく揺るがす事態へと発展しています。 9月17日、ヒズボラのメンバーが使用するポケベルが同時爆発。また翌18日には、同じくヒズボラのメンバーが使用する無線機が同時爆発しました。これらはイス
この写真は、一体何をしているところでしょうか。 実は、イスラム教徒の子供(男子)が誰しも経験する、ある儀式の直前の一枚なのです。今回の記事は、イスラム教文化と、日本での子育ての葛藤を書きたいと思います。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ NHK「視点・論点」 第一線からの、ことば。 ①初放送ETV 9/17(火) 12:50~13:00 ②再放送 NHK総合 9/18(水) 4:05~ 4:15 放送後、NHKプラスで7日間の見逃し視聴
2024年9月6日の山梨日日新聞様に、7月に甲府市で行われた講演会について掲載いただきました。大変丁寧な取材をいただき、素晴らしい記事にまとめてくださった山梨日日新聞様、どうもありがとうございました。 (2024年9月11日)
先日は、移民・難民について理解を深められる番組として、9月8日(日)23時より放送の、毎日放送(TBS)「情熱大陸 小島毬奈」をご紹介させていただきました。 番組を見て、改めて移民・難民問題の背景の複雑さ、難しさを感じました。 人間は皆、誰もが安全に、自由で平等な社会に生きられる権利があり、無条件に
今年3月に冒険家の阿部雅龍(41歳)、7月に登山家の平出和也(45歳)と、縁の深かった二人の仲間を失くした私は、この夏の間、心にぽっかりと穴が空いたような喪失感と向き合っていた。 人は生まれたならいつか必ず、この世を去る時が来る。その時がいつなのか、私たちは知らない。だがこの世を去っても、なお人の心
その一報を受けたのは7月28日のことだった。 K2西壁の未踏ルートに挑んでいた平出和也さん(45)と中島健郎くん(39)が、7000m地点から墜落した、という知らせだった(*)。聞けば、27日午前11 時半頃に墜落、約1000m落ちて、体は約6000m地点にあるのが確認できているという。その時点で2
2024年6月13日〜24日まで、新宿駅徒歩5分の「OM SYSTEM GALLARY」様にて写真展「あなたは ここにいた〜燃やされた故郷、パルミラ〜」を開催させていただきました。10日間の会期中は、驚くほど多くの皆様にご来場いただき、大変嬉しい時間となりました。 改めて、ご来場いただきました皆様、
一夜の美しい夢のような時間 6月13日〜24日開催の2年ぶりの写真展「あなたは ここにいた 〜燃やされた故郷パルミラ〜」。早いもので、10日間の会期が終了いたしました。 企画から準備まで、一夜の美しい夢のような、あっという間の時間でした。 会期中は10時から18時まで毎日ギャラリーに立ち、多くの皆様
© Copyright 2025 YUKA KOMATSU