写真展開催のお知らせ 「シリア難民 母と子の肖像」 2021年12月10日〜12月16日
~2年ぶりの写真展開催のお知らせ~
小松由佳 写真展『 シリア難民 母と子の肖像 』
昨年は新型コロナの登場に経済的打撃を受け、ギャラリーでの写真展を開催ができませんでした。
今年もまだ不安定な中ではありますが、今年こそは表現の場をしっかり作りたいと写真展を開催させていただきます。
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~2年ぶりの写真展開催のお知らせ~
小松由佳 写真展『 シリア難民 母と子の肖像 』
昨年は新型コロナの登場に経済的打撃を受け、ギャラリーでの写真展を開催ができませんでした。
今年もまだ不安定な中ではありますが、今年こそは表現の場をしっかり作りたいと写真展を開催させていただきます。
ムスタファ・カービースはシリアのアレッポ出身。
2011年以降のシリア内戦により息子を失くし、家も破壊され、安全を求めてトルコに逃れました。しかし避難先のトルコでは、生活の困窮や人々の無関心に直面します。
それでも4人の娘たちのため、シリアで負った空爆の後遺症や病気と闘いながら働きます。
一家の生活は常に困窮し、コロナ禍で苦境にますます拍車がかかりますが、一方で、生活再建のための新しい取り組みや希望も生まれます。
シリア内戦から10年、今を生きるシリア難民の現状を伝えるショートドキュメンタリー。
( 「#01 ムスタファと小鳥」 2021/15分30秒 撮影・編集:小松由佳 )
2021年11月以前のNEWS記事アーカイブは以下のリンクからご覧いただけます。
第8回 山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞いたしました。
https://www.mymf.or.jp/prize.html
(選考評)
https://www.mymf.or.jp/topics/news_2021-05-14.html
シリア内戦を内側から描いたノンフィクション「人間の土地へ」(集英社インターナショナル/2020)を評価いただき、受賞となりました。
「遊牧民的価値観と共生」(2021年3月)
(中部経済新聞に掲載)
https://www.chukei-news.co.jp/news/2021/03/13/OK0002103130801_01/
以下、記事より抜粋。
「昨年末には、夫の親戚らシリア人2人が来日した。小松ら家族と寝食を共にしている。ある日の夕食は『マンサフ』と呼ばれる鶏肉を使ったシリア風の炊き込みご飯だった。同居人が増えても、小松は意に介さない。『10年ぶりに会ったので、懐かしい。シリアにいたときのような感覚』。シリアの人々への愛情は懐の深さの証でもある」
「あえて苦難求める人生 日本女性初のK2登頂 シリア人夫、私のヒマラヤ」 写真家・小松由佳さん
「日本人女性初のK2登頂から難民の妻に。小松由佳さんの困難との向き合い方」連載・倒れない力 #01
人間は、未知なるものに惹かれ、それを知ろうとする存在だ。例え先が見えず、大きなリスクが待ち受けているとしても、見たことのない世界を見たいと願い、知らないことを知ろうとする。そして、私もまたそうした一人でありたいと思ってきた。
【書評】知らなかったシリア:小松由佳著『人間の土地へ』
◆混乱のシリアに生きる民 [評]小松成美(作家)
「やっぱり自分はフォトグラファーでありたい」 写真家・小松由佳さん
https://hachioji.keizai.biz/column/68/ 2020.10.19
新型コロナウィルス。その名を初めて聞いたのが今年1月。それから、あれよあれよと言う間に感染は広がり、社会も生活もすっかり変わってしまった。緊急事態宣言こそ解除されたが、今なお私たちは見えないコロナの傘の下にあって、いかにひとつのつながりあった世界に生きているかを感じさせられる。